フタテンエダシャク.3度目のエゾヨツメ.【写真日記虫】
夜の出撃.日中の気温が割と上がったので,期待大.
不審車両で錦大沼公園はスルー.
<温泉看板>
★ぶら下がっていたオオミズアオ(右上画像).毎回のように1,2頭見かける.北海道では今頃が旬なのか.
☆妙な蛾.既出のオカモトトゲエダシャクを小さく,地味にしたような風情.特徴的なのですぐに絵合わせできると思ったら大違い.大変な苦労をしてどうやらツバメガ科のマエモンフタオ.そんなの知らねーよー.ネット上に画像が少ないので「みんな蛾」にチェック依頼.(´ー`)/~~.確認後にこちらへ.
※追記:マエモンフタオ確定.がいすとさん,感謝!
☆シロケンモン,スジキリヨトウ*3,テンクロアツバ沢山.
☆ヒロオビウスグロアツバ*3,だいぶん減ってきた印象.
☆この日はカゲロウ類が数頭出てきていた.
<馬場駐車場>
街灯の光に小さな蛾が群れ飛んでいる.
☆キドクガ*2. 8月から灯火廻りを始めた昨年にはキドクガは1頭しか見ていない.ドクガより旬が先行するのか.
★その他もいろいろ.アカハラゴマダラヒトリとスジキリヨトウのツーショットを撮ろうとしたら,フトスジモンヒトリが神風アタック決行.
※シロモンヤガ.
☆アジアホソバスズメ.これとハネナガブドウスズメはよく見かける.
★翅を立てて留まっている蛾.これが定型ならかえって絵合わせしやすい.
フタテンエダシャクである.山地系のレア物らしい.先のマエモンフタオといい,こういう寒地の蛾に会えるのが北海道の数少ないメリット.
<温泉看板>
引き返す途中,看板をのぞくと大きめの蛾影.もう1度,車を止めてカメラを取り出す.
★もうあきらめていたエゾヨツメ.例によって翅を閉じているので,慎重に息を吹きかける.
翅を開いた.
青い眼状紋を完全な姿で目の当たりにするのは初めて.何だろう.どうしてこんな色を身にまとうのだろう.夜のわずかな光の中,この青とT字の亀裂は,死せるものの魂がそこを通り抜けて冥界へと向かう門のように見えた.
☆それほどの時間は経っていないのに,看板の蛾構成は大きく変わっていた.セダカシャチホコが来ている.クロシタアオイラガが*4.