2009-01-01から1年間の記事一覧
ところでオオミズアオの Actias 属である。 2008年の大きな話題となった「Actias artemis → Actias aliena」の変更。相変わらずこのブログはノン−タイムリーだねえ。 これについては,がいすとさんの「MothProg ≫ オオミズアオの学名変更:ミステリアス…
世間は年末だか正月だか何だかなのらしいが,全然無関係な生活。長期休暇が半分過ぎてしまったことに対する落胆がひどい。 画像はアルファルファもやしの芽吹き。サルモネラ汚染の騒ぎで近所のスーパーマーケットから消えて久しい。食物の中では最も(゚Д゚)ウマー…
Ophideres属についての訳出は断念。アケビコノハのことは当分考えたくない。 オオミズアオ Actias aliena へ移動中である。 とにかくこの属の蛾の分類は昔から錯綜していた模様。どれも見かけは同じだもなあ。Butlerの報文は見つかったが,Walkerのそれはネ…
前回に出てきた Ophideres imperator(現 Eudocima imperator)の画像を見つけた。 『Faune entomologique de Madagascar, Bourbon et Maurice:lépidoptères(マダガスカル,ブルボン,モーリシャスの昆虫相:鱗翅目)』(1833)から, http://www.archive.org…
(また学名ごっこが始まるよ。) (蛾を観念として捉えることに関心のない方とはここで (´ー`)/~~。) アケビコノハの学名は Eudocima tyrannus(えうどきま てぃらんぬす)。 属名はおそらくギリシア語の形容詞 eudokimos「名声の高い,高貴な」の名詞化。 …
さてブログ復帰をしてみたものの,使える手持ち蛾像がさっぱりない。 そういえば,今年はお蔵入りの余地がないほどに貼りまくったのだ。過剰であることは,結局はこういう閉塞に突き当たる。でも行けるところまでは走るしかないだろう。もう残り時間はあまり…
時たま頂いていた,メールの返信の気力さえない状態が続いて。仕事漬け薬漬けの,ほとんど死んでいるような日が続いた。 それでも薬が上手くわたしに合ったらしい。なるほどメンタル医はこちらの来院のたびに,いちいち検尿や血圧測定をしないものであるよう…
「玄米ごはん・カフェ じょじょ」のHPが移転した。 http://www7b.biglobe.ne.jp/~genmai-jojo/index.html ブログ付き。 http://genmai-jojo.at.webry.info/
朝突然,腹痛。尿管結石とのこと。ガンまで考えて心の準備をしていたので拍子抜け。まだ死ねない(=もっと働け)らしい。 飲む薬の種類がまた増えて,9種類に達した。 このところ続いている,見出し「■」の記事は虫再開後には削除しようと考える。
数日前から血尿がでるようになった。仕事が嫌で心身のあちこちが決壊し始めているらしい。医者に行って消炎剤。それとメンタル医にかかるときの紹介状の打ち合わせ。
何かを書いてみたいのだけど,言葉と関わるための自分の立ち位置がどうしようもなくずれているような感じがしている。 ブログを垂れ流すことで,アカデミズムから脱落することを選んだ22才の頃の自分の思いとは,ずいぶん離れてしまった。いよいよ今年にな…
イギリス遊学時の下宿の女性大家のエピソード。 シャープさんには何事につけ持論があった。(…)折り畳み傘を見つけると,「紳士がこんなものを持つべきではない」と言って取り上げられた。 保守の精神とはこういうものなのだろう。スタイルよりも実用を重ん…
相変わらず。 自殺念慮や離人感がほとんどないので,20代の時の不調とは全く異なる。能力以上の仕事を抱え込んで,単純に心身が嫌がっている状況なのだと思う。 3連休のはじめ2日は出勤して仕事。 上部組織からの指令で所属事業所HPの記事作り。自分が…
プライベートモードで一時閉鎖にしかけたが,過去の蛾のデータを公開しておく価値はあるかもしれないと考え直した。 今月前半までが一番しんどいところ。どうやって自分をごまかしていこう。来月くらいをめどに虫に復帰できれば。
なんとか倒れずに生きています。まだしばらく更新停止が続くことになりそうです。
HPにAgathia属,Aoshakuna属。 「アオシャクナ」なんて,日本人には分かっても,欧米人には絶望的に理解困難である。こういう命名にわたしは懐疑的。 現地語を用いた学名は昔から普通にあるのは確か。でもそれで万事OKなら共通語であるラテン語を使う甲…
HP「虫画像虫よもやま」に「Zaranga属」を追加。 これで「北海道のシャチホコガ科」完了。次は「シャクガ科」へ。未見だらけになるはず。 1日あたり10件プラスマイナスのアクセスログを見てみると,「虫画像」(右側コンテンツ)への訪問者がほとんど。…
HP「虫画像虫よもやま」に「Uropyia属」を追加。 昨日記事にリンクを貼って,本文は簡単に。 シャチホコは残り1属1種。
仕方ないので記事書きの準備。ムラサキシャチホコの学名。これがやたら面倒くさい。 Uropyia属のタイプ種は Uropyia meticulodina 。この蛾について命名者のStaudingerは次の様に記述している。拙訳。 (幼虫について) 最後の節には2本の尾状の突起が出て…
もちろん休日はサービス出勤である。 朝から就職の面接練習*3,AO入試の面接練習*1,地方公務員の志望理由書指導*1。なんやかんやで昼食抜きで帰宅が15時過ぎになった。 合間合間に,シュービン『ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト』を少しずつ。1…
高校への新卒求人は基本すべて学校長推薦である。 というわけで,履歴書書きは当人なのだが,その他の文書を作って上司に決済を貰って,企業に提出するのはこちらの仕事。地元企業へは,郵送でなく直接持って行って手渡し挨拶が慣例である。 というわけで片…
虫撮りはまだまだ休み。 HPにTorigea属を追加。 「北海道大学学術成果コレクション : HUSCAP」で,この属が初出する「Insecta matsumurana Vol.8」が読める。わたしのようなアカデミズムに無縁な市井のトーシローが,世界の(古い)学術雑誌を参照できると…
学名記事をHPに追加。 Syntypistis属 Togepteryx属 どちらも由来の分からない属名。命名の報告論文にあたっても,前者はネットにおいて雑誌がその巻だけ欠本。後者は説明なし。 シャチホコガ科は残り3属3種。
思想の勉強にしても,詩にしても,囲碁にしても,虫撮りにしても,熱中しすぎて他のことと両立できなくなって,そのまま苦しくなってポキッと折れてしまうのがわたしの常らしい。 何にせよ本質的な才能に恵まれているわけではないから,そんな相場が妥当な線…
このブログは日付の翌日に書いている。当日はもう夜遅くて嫌。20時を過ぎると眠いわけではないが,1日の疲れで死にそうな気がしてくる。睡眠時間をこれ以上削ると壊れると思う。 というわけで,職場から帰ってパソに向かって… ああ,何も浮かばない。最近…
8月終わり。今年の夏は天気も心身もよくなかった。ツマグロマキバサシガメもドクガもヨツボシホソバも見られなかった。 比較的乾いた夜。 錦大沼公園駐車場 この夜はカギバガが目立った。わたしの中で,トガリバは春の蛾,カギバガは秋の蛾に区分されつつあ…
HP「yyzz2; 虫画像虫よもやま」にStauropus属を追加。 大金持ちだったら,南陽堂で資料になる雑誌を買いあさるのだけどなあ。
こんにちは。もはや実体としての虫たちに向き合うよりも,抽象的概念としての虫の名辞に関わる方が主戦場になってきたyyzz2です。 土曜出勤。10時出勤で大丈夫なので(どうせサービス),出勤前にブログ巡回。蛾の同定のコメントを5件入れる。 帰宅後に更…
帰ってくるともうグッタリだったり,グッタリして早退だったり,たまに調子がいいと雨だったり。もう全然虫撮りに行っていない状況。 というわけで,蔵出し。 このところの掲示板からの不明蛾の判明分。 その1。 7月28日。 おそらくウスキシタヨトウ。ひ…
期日前投票をしようと考えた。そちらの投票所の方が職場から近いのである。というわけで昼頃わたしがボーゼンと投票所に出現した時,すでに年寄りたちが6人ほどいて何かを紙に書き付けていた。いやいや賑わっているねえ。 なるほど,誰だって投票日まで生き…