2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Actias属の錯綜について(1)。

ところでオオミズアオの Actias 属である。 2008年の大きな話題となった「Actias artemis → Actias aliena」の変更。相変わらずこのブログはノン−タイムリーだねえ。 これについては,がいすとさんの「MothProg ≫ オオミズアオの学名変更:ミステリアス…

アルファルファ。

世間は年末だか正月だか何だかなのらしいが,全然無関係な生活。長期休暇が半分過ぎてしまったことに対する落胆がひどい。 画像はアルファルファもやしの芽吹き。サルモネラ汚染の騒ぎで近所のスーパーマーケットから消えて久しい。食物の中では最も(゚Д゚)ウマー…

薬を取りに。カタツムリの類。

Ophideres属についての訳出は断念。アケビコノハのことは当分考えたくない。 オオミズアオ Actias aliena へ移動中である。 とにかくこの属の蛾の分類は昔から錯綜していた模様。どれも見かけは同じだもなあ。Butlerの報文は見つかったが,Walkerのそれはネ…

アケビコノハの続き。

前回に出てきた Ophideres imperator(現 Eudocima imperator)の画像を見つけた。 『Faune entomologique de Madagascar, Bourbon et Maurice:lépidoptères(マダガスカル,ブルボン,モーリシャスの昆虫相:鱗翅目)』(1833)から, http://www.archive.org…

アケビコノハ(Eudocima tyrannus)の学名について。

(また学名ごっこが始まるよ。) (蛾を観念として捉えることに関心のない方とはここで (´ー`)/~~。) アケビコノハの学名は Eudocima tyrannus(えうどきま てぃらんぬす)。 属名はおそらくギリシア語の形容詞 eudokimos「名声の高い,高貴な」の名詞化。 …

アケビコノハ。

さてブログ復帰をしてみたものの,使える手持ち蛾像がさっぱりない。 そういえば,今年はお蔵入りの余地がないほどに貼りまくったのだ。過剰であることは,結局はこういう閉塞に突き当たる。でも行けるところまでは走るしかないだろう。もう残り時間はあまり…

まがりなりに再開。

時たま頂いていた,メールの返信の気力さえない状態が続いて。仕事漬け薬漬けの,ほとんど死んでいるような日が続いた。 それでも薬が上手くわたしに合ったらしい。なるほどメンタル医はこちらの来院のたびに,いちいち検尿や血圧測定をしないものであるよう…