2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ボランティア関係で痴呆症サポーターの講習。安定剤が効きすぎて半分以上寝てしまう。何をしに行ったのやら。 取り上げられる事例は主に家族の中,地域の中での“face-to-face”の対応について。 例えばわたしのような,ネット上の他者関係の占める領域の大き…

昼下がりまで仕事。帰宅後に続報を確認。もう涙しか出てこない。 もうやめた。過去のことばたちや知識たちが優先。その他はただ流れていくだけ。そういう生き方ができるようにずっと工夫してきたはずだ。 このブログを書くことが原点から離れる石になっては…

福島原発での東電協力会社の作業員被曝について。 「油断するなここは戦場だ : 絶対にあってはいけない被曝。」。 夕方のニュースでは,線量計の警報まで鳴っていたという。専門性の高い人が現場に一人でも出てきていれば防げたと思う。 泊原発を見学したこ…

某政府御用達学テ産業の(株)B.C.の人から聞いた話。 地震で流通がおかしくなっているため,納期に間に合わせるため模擬テスト問題冊子を本社(岡山)から各地(今のケースではホカイド)へ空輸しているという。想定外のコストが発生して大変らしい。 被災は…

心がけも心ばえも劣っているので,風邪を引いた。 熱があるらしい。頭が徹夜明けのような感じが続いているが,サービス出勤は第2の天性でしかない。勤務日における労働が不十分だからである。きっとこれが第1の天性。 同僚の一人が熱帯魚の水槽の移転先に…

「一足お先に」。

職場の熱帯魚同好会。わたしは魚の世話を一切しない。死ぬと写真を撮って鉢植えの観葉植物の根元に埋めるだけ。 同僚は魚が死ぬとわたしのためにわざわざ取り除けておいてくれる。 もっと死んでいたように思うが,どこかへ行ってしまったようだ。 縁があれば…

札幌で会議。実際の所,わたしなどいてもいなくてもいい。乗る予定の汽車*1がこない。北海道でも特急が間引かれているのを知る。 ある教諭の話。TVの災禍と被災の画像を例え同じものであっても幾度でも繰りかえして見るように,そして考えるように言い続け…

東北地方太平洋沖地震

この世界がただただ無常なだけなのは頭では分かっていたが,それでも今回の地震には暗然とさせられた。ただ『方丈記』の描写を思い出していた。 自分はたまたま北海道にいて,たまたま平穏な日常を過ごした。たまたまそういう縁だったからでしかない。 「み…

「みちのく会@山形」非緊急レポ(6)。酒夜の標本箱品定め。

(承前) オークション終了。これから参加者たちは,いよいよアカデミックと非アカデミックの狭間で「酒と虫の日々」していくのであるが,わたしにはそんなエネルギーはありません。 銘米「つや姫」を落札した「むしとり。」のμさんが標本箱を披露している。…

「みちのく会@山形」非緊急レポ(5)。虫たちは売られていく。

(承前) オークション会場は幹事部屋。ということは幹事はいつまでも眠られないということである。大部屋までいかない。中部屋。 売られるのを待つ標本たち。 こういうものを食べながら虫の売買をするのである。 ごく一部だけ(メモが読める部分だけ)紹介…

「みちのく会@山形」非緊急レポ(4)。写真撮影発−宴席行。

(承前) 合間を見つけて標本箱撮影。 あれれ,ギンモンスズメモドキがいる。この蛾は属名の“Tarsolepis”が分からないのである。直訳すれば「ふ節の鱗」である。脚を撮ってみよう。 脚が毛むくじゃらだなあ。“Tarsolepis”の原記載にはそんなことは触れられて…

「みちのく会@山形」非緊急レポ(3)。「一人一話」後半戦。

(承前) さてプレゼンが続く。わたしの蛾力では話にしばしばついて行けない。目が回る。 クロメンガタスズメがミツバチの巣で盗蜜をするのは知られているところ。 千葉で巣の中から17頭の死骸が出てきたケース。 従来は,盗蜜するのは♀が多いとされていた…

「みちのく会@山形」非緊急レポ(2)。「一人一話」前半戦。

(承前) タクシーは3回信号につかまって,ぴったり10分間。 やっと会場着。受付の幹事の人に,ぎりぎり間に合いましたと言われる。参加者32名の内で,予定より遅れたのはわたしとKGさんの北海道2人だけらしかった。ブラキストン線をあなどってはな…

「みちのく会@山形」非緊急レポ(1)。遙かなる村山市の呼び声。

というわけで,2月26〜27日,山形へ行ってまいりました。東北・北海道ブロックを代表する蛾屋さんたちの交流会である「みちのく会」です。 以下のレポートに関する全責任はyyzz2にありますが,できるだけ自重して書きますので,大抵のことには目をつぶ…