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ボランティア関係で痴呆症サポーターの講習。安定剤が効きすぎて半分以上寝てしまう。何をしに行ったのやら。
取り上げられる事例は主に家族の中,地域の中での“face-to-face”の対応について。
例えばわたしのような,ネット上の他者関係の占める領域の大きい人間(わたしの主人格はyyzz2である)はどのように痴呆が進行して,周囲にどのような働きかけを行うようになって,そして働きかけられた方はどのような対応をすべきなのだろうか。わたしばかりでなく,ケータイ漬けになっている一部の若者が高齢者となった時,彼らの精神の対人的構造は今の老人たちとはかなり異なっているのでは。
わたしがもし発症するまで生き延びられたなら,今の老人たちよりも速やかに精神が荒廃していくように思う。知識が抜け落ちていけば,もはや自分を支えるものはなにもない。
ところで,痴呆症者とのネットでのやりとりは恐ろしく難しいことになりそう。脳が病気でない者同士でも,誤解やら感情的なこじれで大変なことになっている掲示板やコメント欄はいくらでもある。
荒れたコメント欄が精神に良い影響を与えるはずがない。病気はきっと進行する。
この危惧は近い将来現実のものになると思うのだけど。
しかし,どうであれ,今現場で最善を尽くそうとしている人たちには無縁な話。その時になって,その時に試行錯誤すればいいだけのことであるのだろう。
こういうつまらないことにとらわれてしまうから,わたしは向いていないのである。
あれこれについては「やっぱり苫社協〜苫小牧市社会福祉協議会日記〜」記事「ボランティアスクール(高校生の部)」参照。わたしがすっかり明後日なので,トラバはしないでおこう。
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ごめんなさい。虫はもうちょっとかかります。