怪物としての鱗翅(9)。「スターフォックスアサルト」。
というわけで,色々思うところはあるのですが,当ブログはようやく平常運行に戻ります。
そろそろゲームは飽きてきたし,弾切れでもあります。さすがに「ポケモン」「萌えもん」やら「リンダキューブ」なんぞを精査する気力はないし,筋が悪いように思われる。
というわけで,ラス前です。すっかり水産系になってしまった「zatouと素晴らしい動物たち」のzatouさんから教えてもらったネタ。ナムコの「スターフォックスアサルト」に出てくる敵が鱗翅っぽいとのこと。
Wikipediaの日本語版はすっかりオタクどものスクツとなっているのだが,なるほど検索すると,そのゲームの敵キャラの項目まで出てくる。
アパロイド(Aparoid)は、任天堂のニンテンドーゲームキューブ用ゲームソフト『スターフォックス アサルト』に敵キャラクターとして登場する架空の生命体。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89
(…)
機械に近い昆虫の姿をしており、六角形をシンボルにしている。地上を歩いて突進してくるものや、空を飛んでビームを撃ってくるものなど、数多くの種類が存在する。
(…)
ゼグダリア
スターフォックスがアンドリュー・オイッコニーと戦闘している最中に出現した最初のアパロイド。蝶を模した姿をしている。
17年前にも出現しており、その時は一体だけでコーネリア防衛軍の艦隊を全滅させている。
そんな知識を流通させてどうするのだろう。
というわけで見てみる。ニコニコ動画「【見る】スターフォックスアサルトM1」(登録必要)から。
( ゚Д゚)ハァ?
これはまずいぞ。どこが「蝶を模して」いるんだ? 怪物のデザインとしてはありなのかもしれないけれどさあ。「虫」でさえないよ。
翅脈……。( TДT)ダメポー。
手前に見えているのは,ゲームプレイヤーの機体。これもヘンテコだなあ。
翅がなくても飛べるようだ。だったら翅なんて邪魔なだけだと思う。
“Aparoid”って名称の由来は調べたがよく分からない。後節の“−oid”は「〜の姿をしたもの」なのだが,前節“apa−”がわたしの力ではダメ。ギリシア語の“apatê”なら「幻影」の意。でも「r」がおかしい。アパタイト(燐鉱石)の変形かなあ。
キメラ的なグロテスクさを狙ったものじゃない以上は,もっと機能を考えたデザインを希望します。
というわけで,(;´ρ`)。次回で終わり。