2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

手元の資料で調べよう。フレデリック・ムーア。(その14)

(1)・(2)・(3)・(4)・(5)・(6)・(7)・(8)・(9)・(10)・(11)・(12)・(13) さてプロが続く。 24.J.アンダーソン博士,カルカッタインド博物館長(Dr. John Anderson) →1833-1900。珍しくWikipediaの日本語記…

ケイさんからの虫メール。ホタルガ。タケカレハ。ジョロウグモ? 当ブログの常連さまにはおなじみの神奈川のケイさんである。メールに「競馬をやめる」とあった。

えっ。そりゃあギャンブルを推奨するつもりは全くないのだが,彼のブログ「ケイの言ってみようか!」はどうなるんだろう。10年続いているブログなんだから,ここで途切れるのはもったいない妖怪である。 競馬って,「元ファンドマネジャーが仰天! 「競馬…

Microcalichaの意味。クロオオモンエダシャクとシタクモエダシャク。

HPの更新。クロオオモンエダシャク・シタクモエダシャクの Microcalicha の学名読み解き。 http://yyzz2.sakura.ne.jp/name/Ennominae/Microcalicha.html クロモンオオエダシャクは,最初の記載では Boarmia fumosaria Leech, 1891 *1。採集者はおなじみの…

手元の資料で調べよう。フレデリック・ムーア。(その13)

(1)・(2)・(3)・(4)・(5)・(6)・(7)・(8)・(9)・(10)・(11)・(12) 20.J.ショート博士(Dr. J. Shortt) →おそらく,『南インドの林業 Forestry in southern India』1884,の編者である John Shortt(1839〜1903)…

Metabraxasの意味。

HPの更新。オオシロエダシャクの Metabraxas の学名読み解き。 http://yyzz2.sakura.ne.jp/name/Ennominae/Metabraxas.htm 原記載文も簡単だった。

Mesastrapeの意味。

半年ぶりにHPの更新。アミメオオエダシャク,Mesastrape fulguraria の学名読み解き。 http://yyzz2.sakura.ne.jp/name/Ennominae/Mesastrape.html MoffetやらMooreなんぞより,ずーっと楽な調べもの。

全然ダメ。週2更新ぐらいは何とかなるかと思ったができない。調べ事を3時間4時間集中してやらないと先に進めない。 当面は,平日との両立は困難であると判断。幸い,土日の両方は無理だが,どちらかなら休める。 火曜の週一ならできそうな気がする。それ…

Moffet『昆虫劇場 Insectorum theatrum』第2巻における無翅昆虫の体系図。

というわけで Moore と Moffet を平行して調べている。片方に集中するとしんどいからである。 例の Moffet の『昆虫劇場』は第1巻がミツバチから始まって有翅の虫,第2巻が芋虫毛虫(「キャタピラー」である)からハリガネムシまで無翅の虫を扱っている。 …

手元の資料で調べよう。フレデリック・ムーア。(その12)

(1)・(2)・(3)・(4)・(5)・(6)・(7)・(8)・(9)・(10)・(11) 15.H.H.G.ゴッドウィン-オースティン少佐(Lt.-Col. Henry Haversham Godwin-Austen) →「Henry Haversham Godwin-Austen - Wikipedia」によれば,183…

Moffet『昆虫劇場 Insectorum theatrum』の「Anthrenus」について(2/2)

(承前) ここからが本題である。 Anthreri Iconem vobis offero, quem Graeci etiam anthrênon apteron vocarunt. わたしは諸君にアントレノスの図版を示す。これをギリシア人は「翅のない蜂(アントレーノン・アプテロン)」とも呼んだ。 http://www.biodi…

Moffet『昆虫劇場 Insectorum theatrum』の「Anthrenus」について(1/2)

twitterでのわたしのつぶやきは「調べ事の進捗・更新の報告」か「身心の具合が悪い」かどちらかなので,およそ読まれるに値しない。とはいえ,その2つがわたしの生活の実質のすべてなので仕方ない。 先日何の気なしに画像を貼った。17世紀の虫本の,なん…