「みちのく会@山形」非緊急レポ(4)。写真撮影発−宴席行。

(承前)


 合間を見つけて標本箱撮影。

 あれれ,ギンモンスズメモドキがいる。この蛾は属名の“Tarsolepis”が分からないのである。直訳すれば「ふ節の鱗」である。脚を撮ってみよう。

 脚が毛むくじゃらだなあ。“Tarsolepis”の原記載にはそんなことは触れられていなかったと思うのだが。もう一度調べ直しかあ。


 時程表とか段取りとかは全く見ない人間なのだが,参加者の記念撮影について聞きつけたのでそちらの会場へ。

 変な組み合わせ。電気のコードがうにゃうにゃ。



 わたしの食べられるもののほとんどないお膳が林立している。いつものこと。



 横断幕。記念撮影は「日本酒」だの「おっぱい」だの意味不明な言葉が飛び交う。2人遅刻。


 会場はきれい。

 焼けこげなんて1つしかない。

 碁笥っぽい。欲しい。


 人々は日本酒をどんどん行っている。わたしはドクターストップなので(メンタル医はわたしがアル中になることを最も心配していた),ノンアルコール嘘ビール。人々はどんどん酔っぱらっていく。大丈夫なのだろうか。



 山形ではカシワの朽ち木を割ると,このようなクワガタが普通に見つかるらしい。しかも山形県民の主食の1つらしい。わたしは食べません。


 トリバガの話,カメムシの話,ブログを読んでくれているという話 orz。


 仕事に追われる「むしとり。」のμさんが到着。
 μさんは聡明そうな好青年で,スズメガに嫁にやるのはもったいないタマである。今日は鳥の仕事で大変だったとのこと。会費もちゃんと払っていた。


 お椀のフタを開けると軟体動物が | ^∀^)ノ コニチハ です。

 これも食物ではありません。もうダメポ。腹が減って仕方ない。仕方なく生の魚肉片をアルミの小鍋で煮て食べたりするのだが,全然足りない。
 だから宴席は嫌い。オークションの時の酒のつまみをむさぼり食ってやろうと堅く心に決める。


 ほとんどの人がすっかり酔っぱらいになった頃を狙って,オークション会場(幹事の部屋)へ移動。
 どう見ても足下が危ない人もいるのだが,そんな状態でも蛾のことになると間違えないので恐ろしい。蛾に関する情報は脳の別の部位で処理しているらしい。
 このブログを読んだ脳科学者はただちに研究を始めるべし。解剖してもいいと思います。早い者勝ちだよ。


(この項続く)