まがりなりに再開。

 時たま頂いていた,メールの返信の気力さえない状態が続いて。仕事漬け薬漬けの,ほとんど死んでいるような日が続いた。
 それでも薬が上手くわたしに合ったらしい。なるほどメンタル医はこちらの来院のたびに,いちいち検尿や血圧測定をしないものであるようだ。
 抗ウツ剤とトランキライザーの力で,アルコールへの欲求と性への欲望がほとんどなくなった。以前にもいや増して,清らかになっている自分を感じる。


 おそらく,当ブログはかつて以上に,より天使的なものとして再開されていくだろう。


 休止時間はわずかな期間だったのだろうが,虫のことはあらかた忘れ果ててしまった。また一からやりなーおし。


 カメラのシャッターを切るのも,画像をいじるのも久しぶり。
 職場(わたしの机のある隔離部屋)の様子でも。


 インドゴムノキは今年の春に鉢を一回り大きくした。

 育ちすぎ。この部屋から移動させる時は,枝を数本切り落とさねばならないだろう。


 わたしが哺乳類以外は嫌がらないことを知っていて,上司がこの離れを生物置き場にしていく。とうとうこの部屋にも上司の家から放出されたカナリアが持ち込まれた。

 食べているか鳴いているかしかしない存在。
 単純にうるさい。我が隔離部屋にやって来た理由はそれらしい。

 世話は,同僚が上司の命を受けて(いやいや?)やっている。わたしには生き物を根気強く飼うことなどできない。

 命名はまた別の同僚による。だがその名前が利用されるのを,わたしは聞いたことがない。「カナリア」としか呼ばれていないようだ。