アケビコノハ。

 さてブログ復帰をしてみたものの,使える手持ち蛾像がさっぱりない。
 そういえば,今年はお蔵入りの余地がないほどに貼りまくったのだ。過剰であることは,結局はこういう閉塞に突き当たる。でも行けるところまでは走るしかないだろう。もう残り時間はあまりない。次に息切れを起こしたら,それはその時のこと。


 今年の10月17日。確か休日出勤の職場で撮ったもの。
アケビコノハ
 たまたまカメラが机上に乗っていた。何年か振りのアケビコノハ
 1枚で逃走。下翅の黄色が見えた。目で追う。どうやら4階のどこかの窓にとまった。
 階段を駆け上って,当たりを付けた部屋……鍵がかかっている。階段を下りてキーボックスのある部屋へ。こんな具合にいたずらに行ったり来たりすることを強いられるビデオゲームが昔はしばしばあったことを思い出す。
 さて侵入。既に足に来ている。目測は狂っていなかった。
アケビコノハ
 眼が明反応状態である。チョウの眼がちょうどこんな感じ。
 横から撮ろうと隣の窓を開けたところで再逃走。本当にどこかに行ってしまった。撮れたのはこの2枚だけだった。