アケビコノハの続き。
前回に出てきた Ophideres imperator(現 Eudocima imperator)の画像を見つけた。
『Faune entomologique de Madagascar, Bourbon et Maurice:lépidoptères(マダガスカル,ブルボン,モーリシャスの昆虫相:鱗翅目)』(1833)から,
http://www.archive.org/stream/fauneentomologiq00bois#page/n158/mode/1up
写真じゃなくて絵。生態の姿を知らずに描いているのだろうけど,十ニ分に楽しめる出来映えである。素材が良いのは強い。
ここ2日間,Ophideres属についての19世紀フランスの論文で苦闘中。
全然分からない。敵は標本をルーペに掛けながら蛾の描写をしているのに対して,こちらは文字面を追うだけなので何がどーなっているのか全然見えてこない。翅脈や翅の模様を上だの下だのあーだのこーだの言われてもねえ。
そいういえば,Ophideresって(旧)クチバ亜科(Ophiderinae)の由来になった属なんだね。
なるほど「朽ち葉」で納得。