オニグモ。ナガハマツトガ。オオアヤシャク。ノンネマイマイ。シロズオオヨコバイとザトウムシ。ニッコウケンモン。スゲドクガ。キタエグリバ。ヒメカバスジナミシャク。コガタキシタバ。シラホシヨトウ。コカバスジナミシャク。

 こんにちは。もはや実体としての虫たちに向き合うよりも,抽象的概念としての虫の名辞に関わる方が主戦場になってきたyyzz2です。


 土曜出勤。10時出勤で大丈夫なので(どうせサービス),出勤前にブログ巡回。蛾の同定のコメントを5件入れる。
 帰宅後に更に2件ほど。こんな調子だから,「自分が蛾を撮ること」に対する熱意がますますなくなるのだろう。誰が撮っても蛾は蛾。


 20時で気温が14℃。涼しくて結構だが,ややもすると寒い。そろそろ股引を考えねばならないかもしれない。

大沼公園駐車場

 閑散。あれほどいたクビグロクチバも1頭もいない。

 蛾が少ないと色々なものを撮り始める。
オニグモ
 オニグモ

 これも夏ならスルー。
ナガハマツトガ Platytes ornatella
 ナガハマツトガ。9mm。初見だった。
 トイレのライトフードの上。カメラがオートで調整しているが,右手のフードは実際はオレンジ色に光っている。

 ●カバイロコブガ(9)。

 帰りがけに車道上に発見。
オオアヤシャク Pachista superans
 右翅が損傷したオオアヤシャク。32mm。高くは飛べない模様。このままだと確実に轢かれるので移動。そもそも損傷自体が輪禍によるのかもしれない。

アルテン温泉看板

 ノンネマイマイ♂。21mm。
ノンネマイマイ Lymantria monacha
 この夜,ノンネの♂*3。♀*1。
 カシワマイマイの♂*1。

 ザトウムシの脚に乗っているシロズオオヨコバイ
シロズオオヨコバイとザトウムシ
 どういうつもりなのか不明。何かあればとにかくつかまりたいのだろう。

 ●テンクロアツバ(×)。ショウブヨトウの類(17)。ニッコウケンモン(16)。
 ●ハイイロシャチホコ(16)。
 ●不明ヨトウ。HP掲示板へ,(´・ω・`)/~~。この夜,もう1頭。

馬場駐車場

 ヒゲナガカワトビケラが多い。おそらく最後のピーク。
 ザトウムシが案内板の支柱に上ってきている。

 ニッコウケンモン。18mm。
ニッコウケンモン Craniophora praeclara
 考えすぎるとイボタと混ざりはじめる。おそらく大丈夫。

 ドクガ系の♂なのは分かったが。20mm。
スゲドクガ Laelia coenosa
 帰宅後,『大図鑑』。選択肢は多くない。どうやらスゲドクガの♂のようだ。♀と違って白くなく,外縁近くに黒点が出る。
 ♀は散々おなじみだが,♂は初見。

 ●トビスジシャチホコ(22)。
 ●オビカギバ*2(22・21)。
 ●シロモンヤガ(18),割愛。
 ○スジキリヨトウはさすがに減った。*2。

覚生川通り

 アケビだったら面白かったのだが,残念ながらずっと小さい。23mm。
キタエグリバ Calyptra hokkaida
 おそらくキタエグリバ
 08年8月3日記事でウスエグリバとした蛾も,キタの可能性が高い。

 これも『大図鑑』との戦い。もうイヤ-----(*゚∀゚*)-----ン!!!! である。
ヒメカバスジナミシャク Martania saxea
 13mmで,内横−中横間の帯が大きめでしっかり曲がっていて,外横の黒帯の波がなだらかで…。
 ヒメカバスジナミシャクでしょう。
 この夜,もう1頭。そちらの方がよく撮れているのだが,しっかり擦れて13mm。

 ああ,カトカラだ。下翅を見せてくれそうもない。
コガタキシタバ Catocala praegnax
 横からのぞくと「黄色系」である。22mm。コガタキシタバ
 少しつつくと落下。見失った。

 ●オオハガタナミシャク(20)。
 ●ムラサキトビケラ(33)。

温泉駐車場

 真っ黒だが,腹背の赤い毛束で分かる。
シラホシヨトウ Melanchra persicariae
 シラホシヨトウ。19mm。

アルテン温泉看板(2)

 この蛾はすっかり秋の蛾。
コカバスジナミシャク Martania fulvida
 コカバスジナミシャク。13mm。


 明日の日曜日は選挙の開票速報を見るので虫は休み。