オビカギバ。クロテントビヒメシャク。クシヒゲキヒロズコガ。マルバネヒメカゲロウの類。ツツミノガの類。オオハエトリ。直翅。エゾカギバ。クロモンアオシャク。キリバエダシャク。ウリハムシモドキ。シラホシコヤガ。ホソカミキリ。ウスイロカギバ。

 8月終わり。今年の夏は天気も心身もよくなかった。ツマグロマキバサシガメもドクガもヨツボシホソバも見られなかった。


 比較的乾いた夜。

大沼公園駐車場

 この夜はカギバガが目立った。わたしの中で,トガリバは春の蛾,カギバガは秋の蛾に区分されつつある。
オビカギバ Drepana curvatula
 オビカギバ。20mm。どの個体を見ても,後翅のかどを少し重ね合わせている。
 この夜,オビカギバは2頭。

 ●ウチキシャチホコ(20)。
 ●スジキリヨトウ(13)。
 ●同定が難しそうなタテスジの入ったヨトウガ。しかも測定できず。

アルテン温泉看板

 ヒゲナガに混じって,様々な小型のトビケラ類やカゲロウ類。。

 これもてっきりイラガ科かと思って撮るとカゲロウ。
マルバネヒメカゲロウの類
 マルバネヒメカゲロウの類。形は面白いがイラガの方がよかった。

 小さい蛾ばかり。

 難解種。
クロテントビヒメシャク Idaea foedata
 おそらくクロテントビヒメシャク。あまり自信なし。10mm。

 一目で種が分かる,非常にありがたいミクロレピ。
クシヒゲキヒロズコガ Pelecystola strigosa
 クシヒゲキヒロズコガ。13mm。
 この夜もう1頭。
クシヒゲキヒロズコガ Pelecystola strigosa
 別個体.12mm。

 捕食中のオオハエトリ
オオハエトリ
 この看板に初めて2頭目を確認。右側と左側に棲み分けている模様。

 これは分からないミクロ。6mm。
ツツミノガの類 Coleophoridae
 ツツミノガの類だろうか。触角が長くて妙だが,脚がどうなっているのか分からない辺りが恐ろしい。

 ●キリバエダシャク(×)。ヒメカバスジナミシャク(12)。
 ●小型の不明ノメイガ(11)。いろいろ割愛。

 夜の直翅。
直翅目

馬場駐車場

 ここも主力はトビケラ

 クロモンアオシャク
クロモンアオシャク Comibaena delicatior
 こんなに小さかったっけ。11mm。

 エゾカギバ
エゾカギバ Nordstromia grisearia
 14mm。この夜のカギバガ2種目。

 キリバエダシャク。29mm。
キリバエダシャク Ennomos nephotropa
 この夜2頭目

 日中に虫探ししている人には珍しくもなんともないに違いない。
ウリハムシモドキ
 でも灯火専のわたしにとってはレアである。ウリハムシモドキ。9mm。

 ○マエキカギバ。3種目。
 ●おそらくシロスジコヤガ(14)。クビグロクチバ(23)。
 ●トリバガの類(6)。

アルテン温泉看板(2)

 シラホシコヤガ
シラホシコヤガ Enispa bimaculata
 9mm。上手く撮れた部類。

 人気ならノコギリに劣るとも勝らないだろうホソカミキリ
ホソカミキリ
 25mm。砂利どもは目もくれないというか,そもそもこんなのは目に入らないだろうな。確かに魅力的な甲虫にはあまり見えない。

 カギバの4種目。
ウスイロカギバ Callidrepana palleola
 ウスイロカギバ。16mm。


 胃がおかしい。ずっと吐き気が止まらない。何もかも嫌になってきたでここで撤退。