クロスジフユエダシャク.ニホンヒメフナムシ.

 <12/1記>結構な期間放置してしまった.寒くなって虫がいなくなって意気消沈したのが理由の一つ.もう一つはネット碁を復活したこと.例によって大会に首を突っ込んで2chに広報記事書きを始めてしまった(囲碁が分かる人はこちら).
 こちらは越冬に入ります.とは言っても,完全冬眠ではなくて,蝶のように天気の良い日には出てくる予定.まだ貼ってない画像でボチボチとまだらには更新を続けたい.虫関係の本のネタも書きたいし…


 祝日.昼前11時に錦大沼公園へ.暖かくはない.
 駐車場にはトレーラーが何台も止まっている.いったいどういう人たちなんだろう.なんとなくわたしとは身分や人種が違う人たちのような気がする.


 枯葉色の蝶… ではなくて蛾がふらふらと,数頭飛んでいる.

 これは去年に調べておなじみの蛾.クロスジフユエダシャクだ.
 なかなか止まらない.たまに止まってもすぐに飛び上がってしまう.しかたないので止まって静止するまで追いかける.
 やっとシャッターチャンス.比較的にスレの少ない個体.

『大図鑑』から.

平地,山地に多く,晩秋から初冬に出現し,日中よく飛ぶが,灯火にも飛来する.幼虫はコナラ,ミズナラクヌギ,クリ,イロハモミジなどにつく.(p.552)

 この蛾が出てくると虫は本当に終わり.
 ネットで検索すると幼虫は小さな黒い芋虫.見たことないなあ.

 よく分からなかった蛾.※ソバカスキバガ.

 仕方ないので朽ち木をひっくり返したりする.

 ワラジムシと違ってつやつやとテカっている.ニホンヒメフナムシらしい.

 ワカバグモ.葉っぱの上で頑張っているのはこの蜘蛛だけ.


 フユエダシャクを追いかけて時間を過ごす.



 葉の上よりも,枝や茎のような棒状の所に好んで止まる.


 ああ,もうすぐ雪だなあ.またユスリカやトビケラかあ.