ヨシヨトウ.

 朝から暖かい日.少し暖かいと軟弱な当方はたちまち衰弱していく.


 夜になってとうとう降ってきた.暖かい南風.海からの風だ.潮の匂い混じりの風と雨.
 ラッキーだと思った.虫撮りに行かないですむ.くたびれていましてねえ.晴れていればどうしても虫に行きたくなってしまうもので.


 というわけで画像整理の同定作業.シーズンオフ用の画像に手を付けてしまう.運良く,同定成功.
アワヨトウ
 9月19日.ヨシヨトウである.前翅長18mm.
 講談社『蛾類大図鑑』から.

前翅翅頂は突出する.翅表は灰黄色にやや灰褐色を帯び,暗色鱗片を散布し,暗色点列からなる外横線を表すほか,ほとんど無紋である. (p.753)

 類似種のスジグロウスキヨトウ(かなり迷った)はこう.

前翅は淡い灰褐色,暗色鱗を散布し,亜外縁部ではやや強く,翅脈は淡色を呈する.外横線は暗色点列.中室端には不明瞭な暗色影を表す.内横線は翅脈上の2黒点となる. (同)

 「2黒点」がないからヨシヨトウだろうなあ.
 となると9月18日の蛾も同種である.前翅長19mm.
アワヨトウ
アワヨトウ
 秋に出てくる蛾だという.やっぱり季節は秋なんだなあ.


 学名は Rhizedra lutosa griseata .属名「根+住むもの」,小種名「泥だらけの」,亜種名「灰色の(?)」.


 これはヨーロッパにも分布している蛾なので,もちろん恒例の「UK Moths」の出番である.あったー,「2375」.なかなかいい画像だ.
 英名は Large Wainscot .「大きな+羽目板」???.何か別の意味があるのだろうか.
 まず「エキサイト翻訳」.

アシ原と川岸によく行って、これは特にイギリスの大部分、南と東のかなり一般的な種です。 さらに北と西では、南スコットランドに及んで、それが、より地方になります。


幼虫は軸の 付け根と普通のアシ(Phragmites australis)の根を入れます。


大人達は、火が付くために容易に引き付けられて、8月から10月まで飛んでいます。

 次,「Yahoo!翻訳」.

葦-ベッドと川辺にしばしば行って、特に南と東では、これはイングランドの多くのかなり一般の種です。さらに北に、そして、西から、それはより多くのローカルになります。そして、南スコットランドに変動します。


幼虫は、食べさせます 一般の葦(ヨシaustralis)の茎と根のベース。


大人は光にすぐに引きつけられて、8月から10月まで飛行中です。

 だいたい雰囲気はわかった….