06年夏の蛾.ギンボシアカガネキバガ.

 もう遠い昔のような気がするが,日数の上では2年前.夏のミクロである.
 そういえばハマキガが灯火ではメジャーでないことについて,「みちのく会」でがいすとさんに聞いた時,「飛ぶ力が弱いこともあるかも」と言っていた.キバガの類も同じことがいえそうだ.


 06年7月17日.日中の緑ヶ丘公園.1頭のミクロを追いかけ回していた.
ギンボシアカガネキバガ
 牙があるのでハマキでないことは分かった.不明のままずっと放置.


 昨夜,調べ直した.どうやらギンボシアカガネキバガ
 講談社『大図鑑』から.

開張11-15mm.頭胸部および前翅前縁基部は強く紫光沢を帯び,前翅は銀白紋(光線により帯紫色)を散らし美しい.下唇鬚は強く上曲,中節は少し太まる.(p.276)

 ピンぼけだかトリミングで切り出してみると,まあまあ特徴を捉えることができているようだ.
ギンボシアカガネキバガ
 「みんな蛾」の「ギンボシアカガネキバガ」の記事

太陽光線の下で遠目から見るとこのように見え、光の当て方によって雰囲気が極端に変わる。

ギンボシアカガネキバガ


 学名Argolamprotes micellaについては調査中.micellaがよく分からない.


 この蛾はヨーロッパにも分布していて,イギリスの蛾サイト「UK Moths」にも取りあげられている.項目「Argolamprotes micella」から「Yahoo!翻訳-ウェブ翻訳」.

イングランドと南ウェールズの南西で起こるだけで、英国の非常に現地の種(と1963年までここで発見されない)。それは全く特徴的です。そして、白い模様で、前翅に虹色の光沢を持ちます。
大人は7月に飛んで、光に引きつけられます。彼らは、森林地帯、庭と生け垣に精通します。
幼虫のfoodplantsはキイチゴキイチゴ属idaeus)とブラックベリー(R. fruticosus)です。そして、彼らが見つけるのが難しい顕花撮影を送り込みます。

 最後の箇所は「花芽の中で摂食するので見つけづらい」.