マダラカマドウマ。
というわけで苫小牧は朝方にマイナス14℃まで冷え込み,めでたくトイレの配管が凍結した。経験的には日中に気温が上がればまた開通するので慌てる必要はない。それまでは廊下の隅に常備してあるバケツで水をくんできて流せばいいだけのこと。
帰宅後,はたして水は通ったと家人が言う。しかもバケツの中に「おぞましいもの」があった言う。
こちらははたしてヌミノーゼの顕現かと緊張するというのは嘘であって,これはいつものことなのである。
家人が提示したのはこれ。
マダラカマドウマの子供の死骸。
家人は虫の死骸を見つけるとわたしのために取り除けておいてくれる(先日のハネカクシもそう)。非常にものの分かった行いであるが,彼女自身はネコは好きなくせにクモやカマドウマを異常に恐れるという無知の闇の中にいる。サイズ的にネコの方が危険に決まっている。
さすがに触角が損傷している。バケツごと保持してくれれば折れた触角の先端が残されていただろうが,それではトイレが不都合らしい。
撮影後,もう土が見え始めている庭へ死骸を投棄。ゴミたちに混ぜないのは感傷でしかない。
おまけ。一緒に写り込んでいるのに後から気付いた。
科どころか「目」のオーダーで全然分からない。
どなたか心当たりの方がいらっしゃいましたら情報をくだされば幸いです。