フタマタフユエダシャク.【写真日記虫】

 今夜も寒いなあ.でも夕べよりも風がない分だけマシか.
 19時過ぎ出撃.帰宅が遅かったのでまだ食事をしていない.


 アルテンへ.
 温泉看板に蛾影キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!.急いで車を駐車場に入れて,カメラを取り出して,フラッシュをはめて,一脚をねじ込んで.



 前翅長は19mm.この模様や色合いは去年に散々見ている記憶が(種名は忘れ果てている).過去記事を見返せばきっと同じのが見つかるはずだ.
 ご尊顔も拝しておこう.


 フタマタフユエダシャク.昨年は4月10日に撮って記事にしている.去年も「灯火蛾第1号」なんて書いているから,要するにこいつが苫小牧の春のシャクガの「切り込み隊長」なのだろう.
 「枝尺」ではあるが,越冬キリガとは違って春物である.内地では晩冬に出てくるのだろう.北海道では立派に早春の蛾だ.


 帰りにコンビニに.ウィンドウのチェックはもはや習慣である.あ,いた.
 シモフリトゲエダシャクの♂がいる.でも様子がおかしい… おやおや,こいつ,店内側にいるぞ.
 撮影は断念.さすがに店内でフラッシュを光らせる訳にはいかない.
 こんな所で死ぬのは嫌だろうから,解放することにする.買い物の時に袋を1枚余分に貰って捕獲する.簡単に袋の中に入ってきた.店員の視線を背中に感じたがかまってられない.「虫関係者」であると認知された方が後々やりやすくなるかもしれないし.
 駐車場の横の空き地の茂みに放そうと思った.
 なかなか手の上から飛び立ってくれなかったが,なんとか解放に成功.スレのほとんどない,きれいな個体だった.