マユミトガリバ.カバキリガ.【写真日記虫】
風が冷たい.股引をはいてこなかったことを少し後悔.同じ雨含みでも,海からの南風は生暖かいが,山からの北風は寒い.
夜8時前の出撃.時間は早いが要するに早く切り上げたいということ.風はあるし寒いし.
<アルテン>
・フトフタオビエダシャク(23mm,ボロけ)とウスベニスジナミシャク(神経質で測定できず).
・手前の駐車場にマユミトガリバ.
前翅長16mm.
学名は"Neoploca arctipennis".属名の"neo"は「新しい,できたての」で簡単."ploca"が少しやっかいで「編み物,編んだ髪,巻き毛,花の冠」.ここらは命名者でないと分からない.
小種名は「北の+翼」.属名も合わせて,分からないなりに結構いい感じの名前である.
<錦大沼公園>
車が1台停まっていて,音楽がかかっている.更にそれに合わせての女と男の歌声が聞こえてくる.ロハのカラオケ屋みたいなものである.この駐車場には色々な人間が来るので,こちらは慣れっこである.不審度からいえば,カメラを持ってうろうろしているわたしの方が余程ぁゃιぃ.
・1cmの小さなナミシャクを見つける.明らかに初見.帰宅後調べて,マエモンハイイロナミシャクに思える.「みんな蛾」へ.( ̄ー ̄)/~~.
※追記:「富山県産蛾類博物館」のkawaさんから「ひとまず賛成」のレス.感謝.その後から蟲森さんからも「間違いないです」とのこと.感謝感謝.
・模様のはっきりしないキリガ.
20mmちょうど.万が一に備えて沢山撮っておく.
とはいえ,やっぱりカバキリガのスレ気味のやつだ.カバキリガは胸背が何とも冴えない色なのが最大の特徴に思える.
いやあ,出撃して見るものだな.というのが今夜の感想.