シロヘリナガカメムシ.ハネナガマキバサシガメ.ツノアオカメムシ.ハラグロカミキリモドキ.
いつもの時間(8時半)出撃.昨夜よりも暖かい.地面に残った熱が放出されている感じだ.もちろん暑いわけではない.そこは北海道の夏の夜である.
まず始めに,奥の<駐車場>から.
ところが先客がいる.男が一人,掲示板を眺めたり,路灯の下に立っていたりする.どうやら同業者ではなさそうだ.関わりたくないので,わたしは物置小屋の方へ回る.
・蛾影は薄い.ムラサキエダシャク(17mm)の2化組.リンゴカレハ(25mm)♂.
・キドクガがいた.ドクガと発生が重ならない,という仮説は反証された.(つД`).
ベンチの背板に数頭の黒いカメムシが走り回っている.競走状態でなかなか止まらないが,端に来るとしばらく静止する.
シロヘリナガカメムシ.5頭はいる.何をしたいのかよく分からないがとにかく左右に走っている.
横から.
このカメムシについては,まとめ記事あり.
壁を見ると,羽根アリに混じってハネナガマキバサシガメが,これも何頭も貼り付いている.イネホソミドリカスミカメもいるから,今夜は小型カメムシが灯火に集まる何らかの条件がそろったのかもしれない.
こんな感じ.羽根アリを捕食している個体を見つけた.
弱々しいハネナガマキバサシガメがどう喰っているのか心配していたのだが,何とかなっている模様.
※画像を見返していたら,フタトゲムギカスミカメが混ざっていた.
例の男がいなくなったので,掲示板へ.(この男のものとは断言できないが)煙草の吸い殻が投げ捨ててある.
・モントガリバ*2.ノンネマイマイ♀.
・不明メイガ,未同定( ´∀`)/~~.ミドロミズメイガ.
<温泉看板>
ここも今夜は蛾影が薄い.
・トビマダラシャチホコ(24mm).シロアヤヒメノメイガ(9mm)*4.
・クロモンアオシャク.ネグロケンモンは今夜は*1.
・ドクガ*1.
ク○○○系の人たちは大抵は大人も子供も蛾の基本知識がないので平気でドクガのいる看板に近づいている.めったなことでは大丈夫なのだが,コガネムシがぶつかれば飛び立つのだから,ドクガには注意を払っておく必要がある.ましてや腕も足も出している.
仕方ないので,居合わせた数人にドクガの存在を教える.これがもっと広まれば,ク○○○採りは激減するに違いない.連中は懐中電灯の光にだって飛び込んでくる.
美しい緑の虫が飛んで来た.居合わせた子供に,これはカメムシだと教える.彼らにはコガネムシと区別がつかないのである.
ツノアオカメムシ.18mm.ディスプレイを見ると早くも寄生バエの卵を付けている.
(つД`).
8月11日に撮ったのと同じ虫.体長11mm.
今回は調べがついた.どうやらハラグロカミキリモドキである.触角と腹部の黒さから判断.
横から.胴体の色が分かる.
温泉施設の駐車場を,短パン半袖のオヤジが懐中電灯で下を照らしながら歩いている.これも○○○○だろう.彼が通り過ぎたあとに,まだ火の消えていない吸い殻が落ちていた.
こうやってわたしの○○○○採りへの偏見はますます強化されていくのである.
おっちゃんさんの「おっちゃんの何でもニュース」の記事「ミヤマクワガタのメスです。」に,そちらのプロらしき人の無法振りが述べられている.
破壊力は劣るとはいえ,アマだってひどいものである.彼らは本質的な意味で頭が悪いのだろうと思う.不謹慎な表現をあえて用いるなら,そういう輩はみんなさっさと氏ねばいい.
だからわたしは○○○○を見かけるとユウウツな気分になるし,○○○○関係の検索でのアクセスがあると(1日2〜3件ある)不愉快になるのである.○○○○にとっては気の毒なことである.