ウスヅマシャチホコ.プライヤエグリシャチホコ?.
嫌な感じが出てきた.不調で早退.
3日続けて出撃せず.まいったなあ.
というわけで.
過去画像から,ウスヅマシャチホコ.
斜め上から.このタイプのシャチホコは真上からでは薄くて何だか分からない写真になる.
8月20日.前翅長15mm.
北隆館『昆虫大図鑑Ⅰ』から.
前翅は内横線と外横線の間がやや濃色,横線はあまり明瞭でない.前翅長:15〜18mm.本州では山地で6〜8月に採れるが多くない. (p.163)
もちろん北海道はまるごと山地である.
学名はLophontosia cuculus.属名が「鶏冠のあるもの」,小種名が「頭巾の」である.まずまず妥当な線.
もう1体.この記事を書くために調べ直していたら,どうもおかしい.
こちらはプライヤエグリシャチホコの可能性が高い.
8月13日.前翅長13mm.
同じく北隆館『昆虫大図鑑Ⅰ』.
前種によく似ているが,前翅は内横線と外横線の間が目立って濃色,横線は明瞭.前翅長:14〜16mm.本州では6〜9月に出現,全種より普通. (p.163)
要するに色が濃くて,やや小さいとのこと.
ネットで画像を探すとずいぶん黒っぽい個体があって Σ(゚Д゚)ガーンだったりする.この個体は全体の色については差異はあまり感じられない.
でもねえ,ホカイドーの蛾は色が薄めに出るんだよなあ.
全部ウスヅマシャチホコだったー,の可能性があるのだが,とりあえずプライヤエグリシャチホコ[?]で整理しておく.
※(08年1月20日記)あやしい.やっぱりウスヅマシャチホコなのでは.