ワモンノメイガ．

　うーーん．お疲れモードが抜けないなあ．明日も定時サービス出勤が決定だあー．
　わたしをそんなに働かせたって長期的には何のメリットもないぞ．

　というわけで出撃なし．夜は早く（８時過ぎ）には寝たいです．

　カトカラは画像を見返すと本当にほれぼれするほど美しい．
　と思うのだけど，でもやっぱり何か違う．わたしが撮らなくてもいいように感じる．
　蝶やカミキリを専門に追いかけることに感じる違和感と似ている．それらが十二分に美しい，人の心を捉える対象であることは十二分に分かる．でも，それに魅惑されてしまうことへの警戒心や負い目がわたしにはある．王道を目指し，歩む事へのためらい．
　反骨心ではなさそう．もっと日陰のマイナーな「いじけ」かもしれない．どうせ裏街道をやってきた人間です．

　というわけで地味な普通種の蛾．
　９月２６日，クスサンやベニシタバを撮った日の裏．

　ワモンノメイガ．１４mm．

　こういう蛾にレンズを向けなくなったら，きっともうわたしには蛾を撮る資格がないのだろうな．来年こそは今年はスルーしてきたハマキ類やツトガ類を撮ろう．
　地味だから撮らない訳ではないのである．同定がもっと簡単だったらなあ…．