アオシャク貼り逃げ(3),カラフトウスアオシャク.

 仕事の期日がいよいよテンパってきた.このあとPCのネットのケーブルを抜きます.徹夜だ〜.


 でもアオシャク貼りは続く.
 06年7月13日.これはアルテン馬場物置の壁.
カラフトウスアオシャク
 カラフトウスアオシャク.前翅長は測っていない.北隆館『昆虫大図鑑』では「12〜13mm」(p.179)とのこと.
 同定はこれも難しくない.ご覧のとおり,前翅外横線が外縁方向へ押しのけられている.後翅に至っては背水の陣である.ヨツテンアオシャクがやや近いが,横線のカーブが違う(リンクは「みんな蛾」).
 寒地性の蛾で,本州では山の中でないと採れないらしい.あまりうらやましがって貰えないような気がする.残念である.
 学名は Comibaena ingrata .属名は「包み+歩く」,これは同属のクロモンアオシャクの項に回す.小種名は「in 否定 +gratus かわいい,好ましい,感謝べき」.要するにそういうことであって,あんまりな命名ではあった.


 さて〜,体が出張帰りで冷えているんで風呂に入ってから仕事仕事仕事….
 エヘヘヘヘ ヽ(°▽、°)ノ モウダメポ.