アオシャク貼り再開(7).コシロオビアオシャク.

 延々と昨年からの画像フォルダと記事とのチェック.
 貼っていない画像が相当ある.「ふたば」にはきっと貼っているのだが,とっくに流れてしまっているので解禁だろう.
 という訳で,更新を続けられる見込み.昨年の今頃とは大分感じが違う.季節はずれで間抜けた感じになるのは仕方ない.


 気を取り直して,アオシャク再開.
 これは今回のチェック中に発見した蛾.てっきりカギシロスジアオシャクだと即断していた.
 2006年8月6日.アルテン.
コシロオビアオシャク
 コシロオビアオシャクだった.舐めていたのでサイズは測定していない.
 後翅の横線が後角に向けて急角度なのが特徴.展翅標本だと(「みんな蛾」の「コシロオビアオシャク」参照),ほとんど垂直になる.カギシロスジアオシャクなら(というより,大抵のアオシャク)はもっと後縁に平行する.
 北隆館『昆虫大図鑑1』を調べると「前翅長23〜29mm」(p.178).大きい.シロオビアオシャク(19〜27mm)よりも大きく,オオシロオビアオシャク(25〜30mm)と同じくらいである.
 シロオビ<コシロオビ=オオシロオビである.なんだかよく分からない状況だが,こういうことは時々ある.


 ああ,でも明日は別の虫を貼ろう.