06年5月20日補遺.エゾハサミムシ.マグソコガネ.

 夜の画像よりも,昼画像の方が見栄えのするような気がする.
 というわけで,昼撮りの写真.


 5月末.北海道ではサクラがゴールデンウィークの頃なので,5末はやっと「春ただ中」である.6月は「初夏」なのだろうが,まだ肌寒かったりする.
 2006年5月20日.緑ヶ丘公園である.


エゾハサミムシ
 (おそらく)エゾハサミムシの勇姿.
 ハサミムシは分類上は「革翅目」になる.聞き慣れない目である.ハサミムシ以外はいないので,ブログでのカテゴリーは申し訳ないけど「その他」.
 革翅目はあちら言葉で Dermaptera .『生物学名辞典』を引くと,dermaは「皮,革」,pteraは「翅」である.要するに直訳.それで別段かまわないのだが.
 一字違いでDermopteraだと,ヒヨケザル目(皮翼目)になる.訳し分けに苦労しているのが分かる.
 ヒヨケザルって知らないや.「Yahoo!きっず図鑑」の「マレーヒヨケザル」を見ると,なんとなく嫌げな奴である.個人的には「スナギモさん」が好き.
 (「スナギモさん」というのは特殊なネタのような気がしてきた.「ちょボットのへや」参照)


 もう1種.
マグソコガネ
 これはマグソコガネ.顔つきが呑気そうでなかなかよろしい.
 マグソコガネは総称で,実はおびただしい種に分かれる.わたしなどには手に負えない.
 そもそも糞虫やら雑甲虫は途方もなくディープな世界であって,○ブ・○ワにしか関心のない輩は深く恥じ入るべきなのである.


 明日はまた蛾に戻ります.地味です.すでに心が暗いです.