シャチホコ(20).モンキシロシャチホコ.

 あいかわらず,苫小牧は全然雪がない.今年はこのまま行っていまうのではないかと同僚と会話.


 というわけで,シャチホコ
モンキシロシャチホコ
 モンキシロシャチホコ.06年5月27日.前翅長17mm.
 日本ではほとんど唯一の色鮮やかなシャチホコだ.
 以前,「逢いたい日記」のsakichinさんから「歌舞伎を連想しました。」とのコメントをいただいたり,またchochoensisさんの「蝶・チョウ・ゆっくり歩き・・・「千蟲譜物語」」の2007年8月15日記事「美麗なシャチホコガ・・・「モンキシロシャチホコ」」では「頭部にはフサフサした毛があり、まるで獅子舞のような毛がついていました。」との表現.どうやら,この蛾は「古典芸能」の印象を与えるらしい.
 学名はLeucodonta bicoloriaで「白い歯+二色の」.
 せっかくだから色々調べよう.この蛾はヨーロッパに分布しているから,例の英国の蛾サイトに引っかかってくるはず.
 「UK Moths」の「White Prominent Leucodonta bicoloria」の項.
 英語を読むのは面倒だから「英語翻訳>ウェブページ翻訳 - エキサイト 翻訳」にかける.

イギリスで消光していると思われるので、この特有の種は1859年から1938の非常に少ない数における南西の社のケリー(アイルランド)で見つけられました。 また、スタッフォードシャーのただ一つの場所からいくつかを記録しました、そして、デボンで1つを捕らえました、優に19世紀後半に。

Palaearctic領域中で分配されていて、成林を占領して、大人達は5月、6月に飛びます。

幼虫は樺(Betula)を支配的に食べます。

 消光しているんだなあ.わたしの職場と同じで節電.
 こちらはどうだろう.「Yahoo!翻訳 - ウェブ翻訳

現在英国で絶滅していると思われて、この特徴的な種は、社ケリー(1859〜1938年の非常に少ない数の南西アイルランド)で見つかりました。2、3はスタッフォードシアの一つの場所からも記録されました、そして、人はデボン(19世紀後期にすべて)で捕らえられました。

成熟した森を占領して、Palaearctic地域中至る所に配布されて、大人は5月と6月に飛びます。

幼虫は、樺(カバノキ属)を、主に餌にします。

 誰かが捕まったようだが,わたしのあずかり知るところではない.
 訳文中の「Palaearctic」というのは生物地理区における「旧北区」のこと.たいていの辞書は,こんな単語は知らなかったりする.
 イギリスではレア物らしいということは分かった.


 翅を開いたところ.06年6月28日.
モンキシロシャチホコ
 なるほど,いい蛾である.