やっと糖蜜成功.テンスジキリガ.キバラモクメキリガ.ホシオビキリガ.
糖蜜はこれで4日目.今日あたりは蛾が来るような気がする.
19時少し前.巡回1回目.
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!! 今シーズンの蛾第1号.
これはすぐ分かる.ホソバキリガ.17mm.
※間違い.テンスジキリガに違いない.
糖蜜から少し離れた所にとまっている.食事はもう済んでいる模様.ライトをあてるとのろのろと動くだけで飛び立つ気配はない.腹一杯に吸蜜して動くのがおっくうなのかもしれない.越冬開けにいきなり大量の甘味をたらふくいったのだから,そうは動けないだろう.もう思い残すことはないとさえ思っているかもしれない.
念のために後ろからも撮っておく.亜外縁線が前縁近くでガクッと曲がっていることでブナキリガと区別できる.
※でもテンスジキリガである.
19時半過ぎ.2巡目.とりあえず1頭撮っているし,風が出てきたので蜜脱脂綿回収準備.蛾はもうあまり期待してはいなかったのだが…….
マタマタキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!! 今度は2頭.
まず大きい方.前翅長24mm.キバラモクメキリガ.
しきりに体の向きを変えながら食事の真っ最中.これも逃げない.
講談社『大図鑑』.
年1化.10-11月に羽化,越冬し,翌春,3-4月ごろ活動する.糖蜜によく集まる.(p.727)
あまり格好良い蛾ではないが,大振りな点ではポイントが高い.
前脚が黒靴下,中脚後脚が白靴下.
もう1頭.キバラモクメキリガのすぐ下に一回り小さい奴.
おそらくホシオビキリガ.こちらはじっとしている.親が死んでも食休みを決め込んでいるものと推察される.
とりあえず満足.脱脂綿を回収する.ホシオビ氏は飛んで逃げてしまったが,キバラモクメ氏はまだこぼれた糖蜜で食事を続けるつもりらしかった.