8月18日前半。オオウスヅマカラスヨトウ。ウスグロアツバ。キリバエダシャク。ハガタベニコケガ。バイバラシロシャチホコ。ミドロミズメイガ。ソトジロツマキリアツバ。ノコギリカミキリ。コベニシタヒトリ。ウスヅマシャチホコ。

 お盆休みも終わりで,仕事が平常ペースに戻る。平常ペースは今のわたしには無理である。
 もう虫撮りもしんどい。雨がちなのはずいぶん助かっている。


 久しぶりの雨っぽくない夜。少しだけでも夜回りをしておこう。

大沼公園駐車場

 涼しい。もう確実に秋が始まっている。今年の夏は天気もわたしのエネルギーも全然ダメだった。こういうシーズンもあるとあきらめるしかないなあ。

 オオウスヅマカラスヨトウ
オオウスヅマカラスヨトウ Amphipyra erebina
 18mm。少し小さいねえ。測り方が悪いのか,それとも本当に小さいのか。

 こういうのは「ウスグロアツバ」としておけば,大体セーフ。
ウスグロアツバ Zanclognatha fumosa
 前翅長13mm。

 これは秋の到来を告げる蛾の1つ。枯葉の蛾。
キリバエダシャク Ennomos nephotropa
 キリバエダシャク。24mm。
 どこにピンが来ているのかよく分からないが平気である。実はすでにへばっていて,あまり真剣に撮っていない。

 こんな手抜き画像ばかり貼っていると,もともと若干名しかいない当ブログの読者から一層の見切りを付けられるに違いない。
 ましてやコメントで,あの美麗な画像で知られる「青森の蝶たち」の ze_ph さんまでがここを見てくれていることを知った。困ったなあ。こちらは手振れまみれでギトギトしているだけだものなあ。
 来シーズン頑張りますので。今年はきっともうダメ。

 ハガタベニコケガ。10mm。
ハガタベニコケガ Barsine aberrans
 退色したものが多い中,色の濃い個体。

 バイバラシロシャチホコ。18mm。
バイバラシロシャチホコ Cnethodonta grisescens
 いろいろ考えたが,やっぱりここら辺には「シロ」はいないようだ。「バイバラ」というのは台湾の地名だそうで,植民地支配の名残がこんなところにも。

 ミドロミズメイガ。15mm。
ミドロミズメイガ Neoschoenobia testacealis
 これもピンが違うなあ。

 擦れ蛾。ソトジロツマキリアツバ。23mm。
ソトジロツマキリクチバ Arytrura musculus
 新鮮な個体の画像は昨年の7月28日

 ノコギリカミキリ
ノコギリカミキリ
 「錦大沼公園 (例の甲虫)」で検索をかけてくる御仁が時々いて,それで,もうわたしは例の甲虫の名前は使わないようにしている。そんなことの情報収集に利用されるのはまっぴらである。
 「ノコギリカミキリ」で検索してくる人は全くいない。

 コベニシタヒトリ。17mm。
コベニシタヒトリ Rhyparioides metelkana
 今年は例年よりも多い。

 ウスヅマシャチホコ。16mm。
ウスヅマシャチホコ Lophontosia cuculus
 プライヤではなさそう…。でも自信ない。


 19日は雨。20日も雨になりそう。21日は忙しすぎます。
 というわけで,今日の更新はここまで。後半戦は明日更新にします。ごめんなさい。