蔵出し。アブラムシの類。フタスジカスミカメ。カシワカスミカメ。キスジセダカマルカスミカメ。チャイロナガカメムシ。ヒゲナガクロバカスミカメ。ムギカスミカメの類。クロツヤバネクチキムシ。
朝から大雨。道路に水が浮く。
朝のコンビニの窓にアマヒトリ*2,シロヒトリ*1。
ここ1週間,五十肩らしく,腕が上がらない。衣服の袖に腕を通すときに激痛が走る。朝には腕が痛んで眼が覚める。やっかいなので整骨院へ。根本的に特殊な姿勢の結果だといわれる。腰もいかれているらしい。院内では「姫神」の古めのところがノンストップでかかっている。電気をかけられる。そういえば「YMO」と「姫神」は今でも聞かれているなあ。どんどん痛い。糖尿やら結石やら自律神経やらこの何だかやらで,身も心もポンコツになってきているのがよく分かる。でも痛いものは痛い。モルヒネを大量に打てば色々な意味で楽になるような気がする。もう人生の中で,自分のできる範囲のことはもうやり切ってしまっているのかもしれない。何もかも中途半端になったが,そういう器だったということでしかない。
というわけで,やっと蔵出しをできるところまで更新が追いついた。カメムシの画像を放出する。
7月1日
白くてモワモワした奴。ファインダー越しで翅が見えた。アブラムシだな。しかも成虫。
こんなの調べてもアウト。カメムシ屋さんに教えてもらおう。かりしうすさん主催の「カメムシBBS」へ問い合わせ。
ほどなくレス。◇ かりしうす
関西近辺でこの時期に出る似たようなのにはエノキワタアブラムシというのがいますが・・・これがそれに該当するのかどうかわかりません。
2010/07/04(Sun) 16:18:36 [ No.6234 ]
◇ zatou
http://flatbugs.org/kamebbs/bbs.cgi?list=pickup&num=6226#6226
これはカバブチアブラムシ・・・と思いましたが、画像が見つかりません。どこかにあったはずなんですが・・・
似ている名前のカバワタフキマダラアブラムシの学名Euceraphis punctipennisで検索すると画像が出てきました。綿が足りない感がありますが。
2010/07/04(Sun) 17:36:43 [ No.6236 ]2人には感謝。やっぱりホストが分からないとこの手の虫は絶望的に難しいようだ。灯火だからねえ。
沢山いたフタスジカスミカメ。
学名は“Stenotus binotatus”。何か易しいぞ。辞典引かなくても分かる。「幅の狭いもの/2つの印のある」。
7月5日
これは知っている。
カシワカスミカメ。
学名は“Castanopsides potanini”。「シイの樹にいるもの/Potanin(おそらく人名)の」。カシワは分類としてはシイではなく,コナラなのだが日本ではカシワが主要なホストであるようだ。
7月18日
初見。調べたが分からない。また上記の「カメムシBBS」へ。
レス。◇ 投稿者:鶉
http://flatbugs.org/kamebbs/bbs.cgi?list=pickup&num=6300#6300
ヒゲナガクロバカスミカメでしょうか。
ノリウツギの花や実にこの時期多いです。
2010/07/19(Mon) 21:15:35 [ No.6302 ]どうもありがとうございました。今回はカメムシ屋さんに助けられっぱなし。
というわけでヒゲナガクロバカスミカメ。
7月20日
初見。
キスジセダカマルカスミカメ。
学名は“Pachylygus festivus”。属名はよく分からない。「pachyos(厚い,太い)+ lygos 」なのだが,後節が分からない。柳の樹やそのしなやかな枝を示す言葉らしく,古川『ギリシャ語辞典』では「イタリアニンジンボク」なんて書いてあるし,学名で「Lygeum」はイネ科の植物(アフリカハネガヤ,要するにカヤの仲間らしい)である。日本でのホストはハリギリなのだが…。
種小名は「可愛らしい」。好みの領域である。
やたら沢山いて首筋に飛び込んできて困ったチャイロナガカメムシ。
学名は「新しいLethaeus属/Dallas(おそらく人名)の」。レータエウスは「忘れっぽい,忘却の河レーテーの」の意。Lethaeus属にはオオチャイロナガカメムシなどがいる。