怪物としての鱗翅(6)。「DEMENTO」。

 「Cocytia」はHPへ移行決定。とりあえず,ブログ上ではあと2〜3回やって区切りをつけます。


 HPを読み返すと,「『虫』とは物理実体であるばかりではなく,人々のまなざしによって形成され語られる文化的現象でもある。」なんて偉そうなことを3年前に書いている。
 というわけで,文化系蛾屋のyyzz2です。蛾は観念です。


 というわけで,今回は,2005年カプコンの「DEMENTO」。
 露出の多い服を着た胸の大きい若い女が,犬を引き連れて即死トラップだらけの城の中をうろうろする話。ラテン語錬金術ネタが飛び交って,中途半端な知識のある身にはうっとうしいです。しかも元素の錬成はほとんど上手くいかないときた。
 ニコニコ動画(登録が必要)「DEMENTO−デメント− 攻略・解説動画 その6」から。


 この女は基本的に逃げ回るのが仕事です。

 ドアの前で何かがもやもやしています。



 「蛾が群がっていて近寄れない!」
 この女は日常的にもっと近寄りたくないもの色々と接触しています。



 「蛾はリンプンをまき散らすから嫌い・・ どこかに行ってくれないかな」
 何かほざいています。(∩°A°)アーアー キコエナイ


 というわけで,蛾を移動させることに。

 渡り廊下の花瓶に花を生けると,蛾が来ます。
 蛾というより,タテハ・ジャノメ系に見えます。蝶に強い人ならモデルが分かりそう。


 どんどん集まってきますよ。


 この角度ならヤママユに見えないこともないです。



 蛾を置き去りにして,さっきのドアへダッシュ


 次回はアーケードゲーム「LET'S GO JUNGLE!」。ラスボスが鱗翅という珍しい展開です。