怪物としての鱗翅(7)。「LET'S GO JUNGLE!」。
ゲームに出てくる虫は,おそらく圧倒的にクモが多い(次がゴキブリ,次の次はアリ?)。源頼光・渡辺綱コンビも鱗翅と闘ったのでは歴史に名前が残らなかったに違いない。
というわけで鱗翅はどうしてもザコ扱いになる。そもそもあまり嫌われていないのだから,鱗翅が敵たり得ないのは当然である。ゲームでの最頻出の敵は人間である。
というわけで,本シリーズはすでに手持ちが厳しくなってきている。でも新しく探し出す元気はないなあ。もともとがゲーマーじゃないし。
というわけで,今回は2006年セガの「LET'S GO JUNGLE!」。
よせばいいのにジャングルに行った2人組が巨大トンボや巨大ヒヨケムシや巨大ダンゴムシによせばいいのに盲目的に襲われる話。訳の分からない展開だが,ゲームに何かを期待してはならないのである。
何はともあれ,2人はようやく救助ヘリに。そこにラスボスが襲来する。あからさまに鱗翅である。
画像はニコ動(要登録)「トリガーハッピーが贈るLET'S GO JUNGLE! STAGE4」から。
ヘリに並走する。後方でモヤモヤしているのは,子分(?)の蝶たち。
触角が櫛歯っぽいのでおそらく蛾のつもり。
鱗翅たちをはべらして移動。優雅な旅である。
蛾自体に特殊な攻撃能力はないので,
子分をヘリに特攻させる。Σ(゚д゚) オイオイ チョット マテ。
ガラスにヒビが入った。次の瞬間には新しいガラスに入れ替わるのでヘリは平気だが,乗組員がダメージを受ける。
ホバリング? この翅の使い方は単純におかしい。
命中,撃墜。蛾は海中に没する。
ちなみに弾をはずすとBAD END。ヘリが落とされて「YOU DIED」とかそういうことではなく,「二人の恋が終わる」という結末になる。(´・ω・`)。
一部で有名な「大量地獄」はラストに持ってくることにして,もう少しつなぎます。