宇宙機「はやぶさ」。

 自分のかつて書いた文章にタグを打つ作業って,面倒くさいことこの上ないですね。


 というわけで突然思いついて札幌へ。青少年科学館に例の「はやぶさ」が来ている。朝8時半に着。すでに人がうようよしている。カプセル見学はこの時点で断念。行列を作って,一瞬だけ見てもつまらない。
 「HBTTA帰還編」だけを見てとっとと帰ることにする。モノに対する関心・執着の低さがここにも表れてくる。
 映画の方は,バックに写る星座が分かるものだから,そちらにどうしても気が取られてしまった。それでも大画面は十分面白い。わたしはかなり条件付けられた人間だから,これで最後にビーコン音が入っていれば泣いていたかもしれない。


 帰りの汽車の中で,クセジュ文庫『ディオクレティアヌスと四帝統治』。“専制君主制”という用語はすでに不適当とされているという。