モンハイイロキリガ。ムラサキエダシャク。カバキリガ。トビモンオオエダシャク。オカモトトゲエダシャク。カギモンヤガ。ホソバキリガ。
10時に出勤して16時まで,PCや刷り物に向かって必死の数合わせ。同僚から,土日に出てきて仕事をするタイプなんですね,と言われる。単に平日に仕事を極度にこなしきれないだけである。
予報では深夜から雨。まだ降っていない。気温は7℃。20時出撃。
温泉看板は虫気なし。 ヘ(゚∀゚ヘ)(ノ゚∀゚)ノ ナンジャイナ
<馬場駐車場>
掲示板の支柱のボルトの穴の所に隠れている。無理に上から。
モンハイイロキリガ。19mm。
初見かと思ったが,ブログを検索すると以前,電柱にとまっているのを撮っている。接写は初めて。今回もお世辞にも良いポジションではない。そういう縁なのだろう。
常連。
ムラサキエダシャク。15mm。数日前の個体は20mmあった。『標準図鑑』を見ると「開張:26〜46mm」(p.192)とある。そういう蛾であるらしい。
・スレたキリガ(17mm)。頭が茶色。ホソバキリとかミヤマカバキリとかクロミミキリとか。
トビモンオオエダシャク。この夜5頭。一気に並べて,個体差を観察しよう。
26mm。
『標準図鑑1』ではこう。
開張:♂40〜70mm,♀65〜75mm。♂は大きさや色彩にかなり変異があるが,横線の形状は安定している。前翅の内・外横線間,後翅の外横線から基方がほとんど単色にならず,横線が不明瞭な個体もある。♀はより単色で斑紋は不明瞭。
(p.179)。そういえば,この図鑑,どうせ4巻本が決まっていて,買う人間はおそらく全部揃えてしまうだろうから,ページ数を連番にすれば良かったのにと思う。サイズは前翅長を使って欲しいしなあ。
図鑑批評の立場からは,もちろん『大図鑑』からも。♂の触角は先端近くまで櫛歯状,原名亜種の♂では,前・後翅中央部や前翅頂部が単色な個体もいれば,いちように暗色な個体もある。♀は♂より大きく,全体に灰色がかっている。(中略)早春に出現し,灯火に飛来するが,♀はまれにしかこない。
(p.556)うーん,全部♂なのかなあ。
おまけ。2頭目の個体の接写。
<温泉駐車場>
錦大沼公園駐車場は蛾影なし。
ちょうど雨が落ちてきた。駐車場で落ち蛾になっていたトビモンオオエダたちはきっと朝を迎えられないだろうな。