7月5日の補遺。ウスベニコヤガ。カギバノメイガ。ウスアオモンコヤガ。チャオビヨトウ。ヒナシャチホコ。ウスムラサキノメイガ。
すっかりこちらのブログやツイッターはネガティブな気分のはけ口になっている。頭の衰えを日々感じているのだから,慣れるまではしんどいだろうなあ。でも生きていることそれ自体に本来的な意味があるわけではないから,頭がペケではどうにもねえ。仕事に当てなければならない時間が切実にもったいない。どうしたってカウントダウンなんだから。
まあいいや。貼っておけ。7月5日の落ち穂拾い。
ウスアオモンコヤガ。12mm。
検索してみると発生の上限が6月10日(!),下限が8月14日。かなり長期にわたっている。まして7月始めにスレ個体が目立ったりしているところを見ると,あるいは2化なのかもしれない。
ウスベニコヤガ。11mm。
かすかにヤガ模様なのだが,でも特異。頭部がゴム色というか劣化した樹脂色で,これもヤガっぽくない。これで前翅長が4cmぐらいあれば,これは大変な蛾だよ。
カギバノメイガ。16mm。
新聞のチラシで折った紙ヒコーキのような感じの蛾。苫小牧では7月前半。
チャオビヨトウ。13mm。
今年はここまで3頭確認。過去6年間で1頭だけだったから,一種の「当たり年」であるのだろう。
ヒナシャチホコ。12mm。
色が黒っぽいので他のシャチホコかもしれないと考えて,翅にピンを持ってきたもの。でもこの白線の走り方はやっぱりヒナシャチである。
個人的にはこのサイズでこのポーズならイラガ系の方が嬉しい。
ウスムラサキノメイガ。11mm。
「みんな蛾」では「クロウスムラサキ…に似る」とあるが,おそらくこれはウスムラサキで大丈夫だと思う。