モンギンスジハマキの類。キマエクロホソバ。メクラアブ。
夏の日である。ホカイドだって内陸では日中は暑い。
心が病んでいて仕事が嫌で仕方ないのだが,ちょうど学校祭の準備期間で授業がない。でも行事だの祭りだの人々が興奮している状況はもっと嫌いである。
たいていは休養室で死体のようになっているのだが,たまにカメラを持ち出して虫探しをする。この土地は小型のカゲロウや小型のカワゲラがおびただしいが,ヘビトンボも普通にいたりする。
さすがに昼下がりではカゲロウはどこかに行ってしまっている。
蛾が見つかる。
測定漏れ。モンギンスジヒメハマキの類。サイズが分からないと同定できないのを忘れていた。
キマエクロホソバ。
この蛾はトマコマイよりも多い。
眼の派手なアブ。
メクラアブ。ありふれた吸血性のアブであるらしい。壁に貼り付いている分には平気である。
この土地はアブも多い。先日もドラッグストアの窓に大量のウシアブ的な虫がとまっていた。マイマイガなんぞよりもよほど物騒だと思うのだが,全く話題に上らない。妙なものである。