『日本産土壌生物』キタ-(゚∀゚)-!!,あるいは,どうせトビムシ.【写真日記虫】

ヒラタアブ

 最近の仕事の状況は,例によって土曜も日曜も関係なし.合間にちょっと抜け出して,そこらをふらふらと.
 ヒラタアブの蛹.冬中ずっと貼り付いていたはずなのだが,見落としていた.中が透けて見えないものかと顔を近づけてのぞき込んだが,よくわからない.
 ネットで検索すると,黒い蛹画像がほとんど.種類が違うのか,それとも羽化の時期になると色づいてくるのか.職場に近いことだし,これは継続|д゚)カンサツ.


 帰宅途中,舗装道路で今シーズンのクロアリ第1号.


 セブンイレブンで,注文していた『日本産土壌動物』(東海大学出版会)を受け出し.

日本産土壌動物―分類のための図解検索
『日本産土壌動物―分類のための図解検索』,青木 淳一;
東海大学出版会; ISBN:448601443X

 安い本ではないが,どうせいつかは買わなければならないだろう.写真は少ないけれども,図板は豊富.当分は寝る前に眺める本の心配はいらない.職場にも持って行こう.
 どうして購入を急いだかというと,一応のきっかけがある.
 とにかく,雪の上にはいつくばってトビムシを撮って以来,シーズン始めということもあって,不本意ながらトビムシづいている.既出の「丸い奴」が「キボシマルトビムシでは?」という情報もふたばでもたらされた.調べないわけにいかないじゃん.


 ところで.


 3月25日に撮った毛虫画像を拡大すると,何か別の虫が数頭写り込んでいる.色が結構きれい.

 形と触角から,ムカデの幼生かと思ったが脚が6脚しっかりある.昆虫である.「トビムシ」の単語が頭をよぎる.でも,(1)こんな派手なトビムシは知らない.(2)トビムシだと画像では同定不可能なのできっと(´・ω・`)ショボーンになる.というわけで,これは,「何かの幼虫」だと思うことにした.
 というわけで,ふたばに貼る.ありがたいことにレスがついた.いつもお世話になっている強力コテハンの面々.

アヤトビムシの一種でしょうか。触角が長いですね^^

ヒゲナガトビムシ科Paronellidae(by 日本動物大百科)
種名までは知りません。

見たまんまの名前・・・・

 だめだー.やっぱりトビムシだたーーー.
 。・ ゚・。* 。 +゚。・.。* ゚ + 。・゚・(ノД`)


 気を取り直して.


 北隆館『原色昆虫大図鑑Ⅲ』.アヤヒゲナガトビムシが似ている.

淡黄の地色に橙赤色並びに紫黒色の条斑を配置し頗る美しい.(p.5)

 次いで,買いたての『日本産土壌動物』を見る.なるほどコテハンの方々の言われるように,Paronellidae(この図鑑ではオウギトビムシ科)の可能性が高い.右側の画像の白い尾に見えるものは跳躍器とのこと.


 どうせ,わたしは何を撮ってもトビムシなんです.どうせ素人には無理な領域なんだよな.