脚くらべ.【写真日記虫】
こんなに良い天気なのに仕事土曜.それでも夕方6時過ぎには帰宅できるのが救い.灯火虫メインならやっていける.
看板横通過時に蛾反応あり.今夜はいける.
☆オカモトトゲエダシャク,いつも通り.
☆ウスバキエダシャク,前回と全く同じ様子で止まっていたので,同一個体かと思わせるほど.画像で見ると翅にやや茶色が乗っている.
※追記:4月30日記事に貼り.
☆ハマキガ2種.10mmの白っぽいのと,15mmほどの激しく擦れたもの.
★緑のアシナガグモ.4月5日のものと同一種か.暗くてピントが分からなかった.
★帰り間際に1頭来訪.カバキリガ? あ,模様が違う.今までネットでしか見たことのない長方形の鉤紋である.これは初物.細かく翅を震わせてアイドリングしている.またすぐに飛び立つつもりか.フラッシュを浴びせるとしばらく停止する.10枚ほど撮り.
他のポイントを回ってきて戻ると,やはりどこかに飛び去っていた.
すっきりした,なかなか(・∀・)イイ!!感じの模様.
06年4月29日,苫小牧市樽前,錦大沼公園.
帰宅して「みんな蛾」を見ると,キリガではなかった.カギモンヤガ.ヨトウガ亜科ではなく,モンヤガ亜科である.( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェーヘェー.
『昆虫大図鑑Ⅰ』では,
色彩・斑紋などから同じころ出現するヨトウガ亜科のOrthosia属とまちがえやすい.(p.111)
わたしなんぞがキリガと思うのは当然.それにしても,何が違うんだろう.
『蛾類大図鑑』でモンヤガ亜科へ.
複眼は裸出し(引用者註:ヨトウガ亜科では複眼に短毛を密生する),中後脚頸節に針を有し,… (p.687)
というわけで,ヨトウガ亜科のカバキリガと並べて比較.カギモンが左,カバキリが右.
眼はよく分からない.「針」というのは「←」の部分だろうか.確かにカバキリの脚には何も付いていない.
それにしても,頼りない止まり方をしているんだが.しがみついている感じが脚に全然ないぞ.いいんだろうか.