ビロウドヒラタシデムシ.ミドリオオキスイ.【写真日記虫】

yyzz22006-06-17

 (このところバタついていて,文章を書く気力がなかったので,遅れての後追い更新.6月20日記)

 雨はようやく上がったようだが,空気は重い.正午前,緑ヶ丘公園へ.天気が不安定なので人出は少ない.


 相変わらずの葉っぱの上探索.今日の特徴は「蜘蛛の捕食」と「甲虫類」.
☆まず捕食.ワカバグモ*2,ハエトリグモ*1(右上画像),よく分からない徘徊性の*1,網上で*1.食べられているのはすべてハエ類である.確かに葉の上を最も活発に行き来しているのはハエである.
★のそっと大きめのビロウドヒラタシデムシ*2.

蜘蛛と違って,「すばやさ」のパラメーターが高いとはあまり思えない.以前にみたヨツボシはアブラムシを狙っていたくらいだ.シャクトリムシとかを捕らえるのだろうか.


★公園のトイレの裏.ここは面白い虫が多く訪れる.これはミドリオオキスイ

「芥子木吸」よりも大きめだから「大木吸」というところか.前者は鞘翅(上羽根)の紋がオレンジなのに対して,こいつは,黄色の絵の具チューブから搾りたてを小筆の先でちょんちょんと4つ付けた風情.背中が梨地なので「みどり」と分かる.どんどん歩いてどこかに行ってしまった.


★蜘蛛と芋虫の世紀の決戦… 

ではなくて,何か興奮してやたらにうろついていた蜘蛛くんが,芋虫くんにうっかり接触してしまって威嚇されている場面.たちまち蜘蛛くんはジャンプして逃亡.パワーでは勝てそうもないしねえ.


☆その他.ゾウムシ2種・イトトンボ・ハエ類沢山.

 ※ニセコシワヒメハマキ.
 ※オビモンハナゾウムシ.


 いつものルートを半分くらい回ったところで,雨がぱらついてきた.急ぎカメラを上着の下に隠して退散.