ナガメ.
朝からずーっとガス.昼から降り出した.雷もピカピカゴロゴロ.夜の出撃はなーし.
6月25日に撮って貼り忘れていたカメムシ.
まあありふれた奴.ナガメである.
久しぶりに図鑑読み比べ.『カメムシ図鑑』,『昆虫大図鑑Ⅲ』の順で.
藍色を帯びた黒色に,橙色の条紋のある美しいカメムシである.この条紋が深紅色となる個体も多い.(p.227)
帯藍黒色に図のような橙色条紋がある.寒地産のものには,条紋の赤みの強いものが多い. … 頭部中葉は短小で側葉は中葉の方前(ママ)で長く接触している.(p.78)
なるほど.わたしがこのカメムシについてオレンジ色であるという印象を持ってないのは,北海道にいるからなのか.この画像でも真っ赤.
頭部の構造の方は画像が小さくて分からない.
ナガメのホスト(食草)は,アブラナ科植物であるという.なるほど「菜亀」.学名は"Eurydema rugosa",「幅の広い土地(市民?)+皺のある」である.こっちは例によって分からない.
どうも「分からない」ずくめだねえ.
どうして接写できなかったかと言うと,実は撮ったのがショウブ畑.足元が水たまりでこれ以上は接近できなかったのである.しかも,おびただしいボウフラが発生していた(右上画像では1頭しか写らなかった).数日後を考えると((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル である.ただちにゲンゲロウとヤゴを大量投入すべし.ボウフラを専門に食べる小型水鳥がいればいいのにね.