メノコツチハンミョウ.コモリグモ.【写真日記虫】
今日は錦大沼公園探索.薄曇りだが寒さは感じない.
右上はおそらくキツツキの穴.
雪はますます後退している.日当たりの良い場所はもうすっかり枯葉が顔を出している.雪解け水でぐずぐずになっている地面は,地衣類の時代が始まってきている.
樹の幹をカニグモや小バエが走る.
枯葉を踏むとコモリグモが次々飛び出してくる.どれもまだ小さい.すばやい.滑るように移動して,葉から葉へバネのように跳ね移る.
昨年生まれのものだろうか.初めての春はもうすぐのはず.
地面にツチハンミョウが.1cm強.
生きてはいない.おそらく昨年の死骸が雪が溶けて現れてきたのだろう.
メノコツチハンミョウか.初めて見る虫なだけに死んでいるのは残念.
越冬失敗組が目に飛び込んでくる.
おそらく秋にもうダメになったカタツムリ.雪の上で力尽きた毛虫.
雪の上を丹念に眺めていくと(どうしたって樹に蛾なんてまだついていない),小さなクモがちらほら.
これはコモリグモ.雪の上ではさすがにすばやく歩けない.
這いつくばってズボンを濡らしながら撮り.
春は本当にもう少し? もうここまで来てしまったら,寒さのぶり返しがないことを祈るばかり.