リンゴケンモン.スジコヤガ.
(7月11日記)
最高気温が28℃を超えた.久しぶりに湿度も低い.今年始めての夏らしい日.さてイベントが始まる.また立ち仕事….
昼休みに壁探索.
ケンモンがいた.
リンゴケンモン.前翅長18mmとやや小振りだが,講談社『蛾類大図鑑』の図版にノギスを当ててもそんな程度のサイズである.
別段リンゴだけではなく,同じバラ科(サクラとか)はもちろんニレやヤナギも食草となるとのこと.
というわけで仕事終了が夜20時半.帰宅が21時.もう出撃の体力なし.
コンビニであからさまに初物.焦って撮ったので,もわ〜としている.
絵合わせをしてから「みんな蛾」に確認貼り.標本写真1枚しかない種なので迷惑にはならないだろう.すぐにいつも教えてもらっている蟲森蛾楽さんから「ですね。」のレス.感謝.
スジコヤガ.前翅長8mm.北方系の少なめの蛾らしい.湿地に産するというが,苫小牧は町全体がじけじけしているのでこの蛾にはぴったりである.
北国ならではの蛾というのも時々見つかるのだが,地味なのがほとんどである.やっぱり西日本に比べて損をしているような気がする.蝶だったら「クジャクチョウやミヤマカラスアゲハが普通に飛んでるよ」って自慢できるのだがねえ.
筋肉痛なんて言ってられないな.明日明後日は食堂でまたまた立ちずくめである.