イボタケンモン.キリバエダシャク.ウスモンオオマダラカスミカメ.ノコギリカミキリ.キイフトメイガ.

 さて日曜日.予定のサービス出勤は… ばっくれました.きっと穴は空かないでしょう.


 夜出撃.8時半.昨夜に比べると暖かい夜.


 <駐車場>
 ・多いのはスジキリヨトウ.掲示板だけで*8頭.テンクロアツバも目立ち始めた.いよいよ夏の終わりへ季節は向かいはじめる.
 ・昨夜に続き,今度は地面にナシモンエダシャク(11mm).
 ・やはり地面にクビグロクチバ(25mm?).

 これも昨夜にいた.脚立投入.目玉にオレンジの瞳が入っている.
イボタケンモン
 イボタケンモン.15mm.このよるは2頭.

 ・ミヤマアミメナミシャクかキアミメナミシャクか分からない奴.(つД`).
 ※ミドロミズメイガ.
 ・10mmほどの妙に小さいキドクガ.普通のサイズのドクガ.

 肥ったキリバエダシャク.25mm.
キリバエダシャク
 半開きがデフォルトなのでなかなかいい画像にならない.


 <温泉看板>
 ・エゾスズメオオハガタナミシャクタケカレハ.ことごとく測定サボり.

 緑色のメイガがいた! 初見.
キイフトメイガ
 キイフトメイガ.12mm.「みんな蛾」では北海道分布は記載されていないが,いるものは仕方ない.道南の苫小牧はそもそも北海道離れしているのである.ついでに言えば,道東・道北系の蛾も苫小牧には混在しているそうで,蛾好きにとってはバラエティーに富んだ恵まれた土地柄のようだ.これで風紀がよくて,連日のように新聞の社会面にネタを提供しないのなら良い街であるが,そちらはひどいもんである.
 変な名前だなと思って学名をみると,小種名がkiiensisである.ensisは場所を表す接尾辞だから,これはきっと「紀伊」である.

 さて,またまた7mmほどのカメムシがいた.
ウスモンオオマダラカスミカメ
 ハネナガオオマダラカスミカメかと思って「ふたば」に貼ると,強力常連コテハンの方から訂正が入った.

頭胸部に対して翅が短いこと
全体がくすんだ褐色で革質部の一対の黒斑が目立たないことから
ウスモンオオマダラかその近縁種ではないでしょうか。


北海道ということでまだまだいろんなカスミカメが
眠ってそうですね。
とくに灯火のカスミカメシリーズはどれも刺激的ですね。

 いつもいつも感謝しています.
 ようするにウスモンオオマダラカスミカメとのこと.これでトビマダラ・クロオオマダラ・ウスモンオオマダラと3種続いた.スウィーピングやビーティングをやらないわたしとしては,なかなかの大猟.
 横から.目の大きさが前2者とは違う.大きい.
ウスモンオオマダラカスミカメ01

 ク○○○は採り尽くされるが,何故かこいつは残る.
ノコギリカミキリ
 もちろんノコギリカミキリ.体長32mm.かわいくないのが売れ残る理由である.体も何となくゆるんだ感じを受ける.キマワリだともっとがっかりさせるそうである.


 コンビニチェックではテンクロアツバ*2.