クスサン.キマダラオオナミシャク.スコットカメムシ.ホシボシヤガ.クロコブゾウムシ.トガリシロオビサビカミキリ.
夜9時少し前.気温は22℃.そっと出撃.
<温泉看板>
車から大きな蛾が見えたのでこちらを先回し.
予想通りのクスサンである.昨年もクスサンばかりだった.
台風に翻弄されたらしい.かなりスレているので正面画像で.前翅長54mm.
この夜は概してスレ蛾が目立った.先日の雨を受けて,今日明日に秋蛾が羽化してくるように思う.ここしばらくがねらい目になりそう.
・かなり黒化しているカマフリンガ(12mm).サイズも色も♂のそれのように思うのだが触角のヒゲがはっきりしない.
これも色があせているなあ.
キマダラオオナミシャク.27mm.大きく,優美である.
フラッシュが気になるらしく,3枚目で逃亡.その後,看板の横の方に移動しているところを見つけた.
撮りのたびに体を動かして反応する.神経質な個体.
スコットカメムシが2頭来ていた.秋のカメムシ.
この夜はハネナガマキバサシガメ,イネホソミドリカスミカメも.
・プライアシリアゲ*2.
・コブノメイガ♂.キリバエダシャクの斑の強い個体.
<駐車場>
天の川が見える.はくちょう座からわし座にかけて.南斗の6星も見えている.いるか,ボートの形のやぎ,こうま.ペガサス.みなみのうおのフォマルハウト.
・落ち蛾達.シロモンヤガ(14mm).ノンネマイマイ♀(24mm).
・シロモンヤガに似ているがサイズが11mmの蛾.でもシロモンヤガかもしれない.未同定(・∀・)/~~.
ありがちな蛾.この手の模様はモンヤガ系だ.
ホシボシヤガ.12mm.これも小さめだが翅の模様から間違いなさそう.
面白そうな蛾である.また出会いたいところ.
・ヨスジアカヨトウ(16mm).
・直翅,シバスズとかヤチスズとか.きっと交尾器を見ないと同定できないのだろう.
甲虫が続く.
おそらくトガリシロオビサビカミキリ.11mm.
カミキリムシは眼から触角が生えていることがある.このカミキリムシもそう.北隆館『昆虫大図鑑Ⅱ』では「複眼は上下に2分される(p.309)」と表現されている.
昼間はしんどいなあ.夜型になってしまった〜.