アカマエヤガ.クロクモヤガ.キイロキリガ.コカバスジナミシャク.
以前なら健康状態が悪くても病気だから仕方ないと受け流せたが,老化と病状が進み始めている昨今では体調の不良は「死への不安」と簡単に結びつく.失明したり,ぼけてしまったり,一日中痛みをこらえたりする未来は恐ろしい(なればなったで何とかなるだろうとは頭では思うのだけど).死はそれらの途絶のはずだが,何となく,それらの苦しみの最も高まったもののように考えてしまいがちだ.誤謬であるに違いないが,誤謬にだって言い分はある.そこら辺を詰めるのは今後の宿題.
そんなことを考えながら8時過ぎ出撃.
<駐車場>
昨夜もそうだったが,予想以上にヤガが飛来している.どれも黒っぽい地味地味な奴.
カメラのピントをだましだましだまし.
アカマエヤガ.19mm.もっと白っぽければケンモンを思わせる模様だが,いかんせんくすんだ茶色である.
奇跡的にピントが来た.
「みんな蛾」で食草を調べると「キク科:シマアザミ,アキタブキ,マメ科:シロツメクサ,アカバナ科:アレチマツヨイグサ,タデ科:ウラジロタデ」とのこと.そこらの雑草ばかり.イネ科以外なら何でもOKそうな勢い.
こちらもすっかりおなじみの地味な小さい奴.こんなのばっかりだあね.
クロクモヤガ.この夜*4.サイズは14mm辺を中心に個体差がある.
・クワコ.この夜*3.わたしの中で「秋の蛾」確定.
<温泉看板>
コンビニでキンウワバ系の蛾.「蛾飢道談話室」へ.
※ashさんから
北方系という事でこの↓あたりですかね?
http://www.jpmoth.org/Noctuidae/Plusiinae/Autographa_gamma.html
私もこのお仲間にはいつも悩まされます。
とのレスをいただいた.ガマキンウワバである.感謝.画像は後日に.