クワコ.クロウスタビガ.キボシエグリハマキ.モンキキリガ.キイロキリガ.
かくして愛機 α-sweet が修理センターへと,どなどなと連れて行かれてしまった.これから当分はコンデジとの戦いが始まる,と言っても勝てる気はもとよりない.あまり頑張らないで,写るものだけ撮っていこう.
8時少し過ぎ出撃.9時近くなると冷え込み過ぎるに違いない.だが真の動機は「早く帰って眠りたい」である.すでに眠い.今日は早退して病院に行ったりしているのである.体力ゲージは残り少ない.
<駐車場>
・カワゲラ.4種以上確認.
・毛虫*2.マイマイガの中齢幼虫に似ているがよく分からない.
・オオバコヤガ.クロクモヤガ(16mm)*2.それなりにピークなのか?
夜の炊事棟に宇宙生物襲来.狙いは調理場の高濃縮ウラン?
いつものクワコ.この夜*3.サイズは20±1mm.遅くまでいるものだねえ.意外.
昨夜に続いて.
クロウスタビガ.39mm.この夜,覚生川通りでもう1頭見かける.
ウスタビガは「薄手火蛾」と書く.「手火」って提灯のことだ.今でこそ提灯というのは上でぶらぶらぶら下がっているアクセサリーでしかないが,街灯のない昔は身近な必需品だったのだろう.おそらく樹にぶら下がった蛹のスタイルからの命名と思われる.
クロウスタビガの学名は Rhodinia jankowskii .属名は「バラ色」から.小種名は人名「ヤンコフスキー」からである.
・20mmの不明ヤガ.昨夜のものと同じか? 色がこのカメラのフラッシュでは青白くなってしまう.未同定~~.
<温泉看板>
・トビケラがちらほら.蚊が少し.
「ミクロをおろそかにしない」が目標.未同定だって撮りためて目を慣らしていけばいいのだ.
でもこれは同定がついた.キボシエグリハマキ.11mm.妙な角度からの画像だが,真上からのは白トビをおこしたのである.
北方系の蛾らしい.
・テンクロアツバを撮ってみたが,色がおかしい.
蛾は本当にこの2頭だけ….
<覚生川通り>
Xanthia属2種.属名Xanthiaは「黄色」から.
1頭目.
おそらくモンキキリガ.前翅長15mm.オオモンキキリガとの区別が難しい.サイズ的にはモンキキリガでよさそうだが,結局は前翅の模様勝負.だが写りがよくない.とりあえずモンキの方針で.
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2頭目.
キイロキリガ.前翅長12mm.頭部が茶色なのでモンキキリガとは区別できる.
もちろん現場ではモンキの色の濃い個体だと思っていた.撮ってみるものである.
まだ蛾は探せばいる.気温は今夜も14℃だった.
でもカメラがなあ.影が強く出るのは面白いのだけど.