シロマダラネブトヒゲナガゾウムシ.

 昼間はあれこれ用事.出撃は夜である.
 何だか虫なんていなさそうな気がする.寒いし,風がある.


 「虫が見つからなかった」というのも貴重なデータなんだ,と自分に言い聞かせる.


 ……本当に見つからなかった.いつものトビケラが数頭.小型の蚊が2頭.


 というわけで,昨日(13日)の補遺.
シロマダラネブトヒゲナガゾウムシ
 いや,何て言うか,カビにやられて死んでいるんですけどね.
 「ふたば」で強力コテハンの鶉さんに「シロマダラネブトヒゲナガゾウムシ」と同定していただく.この人はいつもすごい.感謝感謝.
 図鑑で確認.なるほど脚の白い部分の割合(ふ節の1/4が灰色)も,図版での胸背の模様もシロマダラネブトヒゲナガゾウムシと一致している.感歎しきり.


 カビに侵された昆虫は結構見かける.人間は体が大きいからカビにやられても大抵は「水虫」程度ですむが,昆虫は小さいからただちに致命傷になるのだろう.


※コメントでのタロさんのカビカマキリがブログにアップされました.「風の色、雨の匂い」の「ボーベリア2」.
せっかくだから次は冬虫夏草をみつけたいものです.