ヒメヤママユ.ゴマダラキリガ.アブラムシの類.
ここ2日間の空のぐずつきが嘘のように晴れ上がった.晩秋の候,みなさまにおかれましてはますます云々.
600人を前に何か喋らなければならなくなる不幸.聞かされる方も身の不運.
夜7時半出撃.股引もセーターも忘れた.寒さを舐めていた油断を,車から降りてたちまちに後悔.寒い寒い.
おまけにノギスまで忘れてきた.
もうすっかりおなじみ.この蛾とこんなに付き合うことになるとは思っていなかった.
ヒメヤママユ.例によっての遊びショット.
当ブログの常連の方々はこんな生ぬるいショットではなく,ひたすら直球の「虫」画像を好んでいるような気がするが….
これは見覚えがある.前回は春だった.晩秋に出てきて越冬するキリガだ.
ゴマダラキリガ.13mm? 頭隠して尻隠さずだが,虫のやることだから仕方ない.
駐車場の掲示板にも.
色合いが上の個体と異なるが,照明による差異の要素が大きい.類似しているホシオビキリガはもっとサイズがあった記憶が.
路灯の柱にユスリカらしき虫が沢山.
あれれ,違う.触角やスタイルがユスリカしていない.なんか魚の稚魚みたいだ.
横から撮って合点.アブラムシじゃん.雪虫の綿毛のない奴である.
これから産卵して死ぬのだろうか.こんな街灯などに迷っている余裕はないはずだが,人間でも色々なものに惑わされて人生を棒に振るケースはありふれている.
寒い.やってられないよ.覚生川通りはパス.