06年の積み残し(5).タンポヤガ.
血糖が350を越えるとだるくて仕方ない.ちょっと眠れないとダメージが2日も3日も残ってしまう.
職場の話題はもっぱら春の人事異動.わたしは何だかのプロジェクトに絡んでいるので飛ばされることはない.セクションチーフも継続になるだろう.給与も待遇も何ら見返りのないリーダーである.倒れても知らないよ.惜しい命じゃないけど,仕事を引き継ぐのが嫌なら,わたしをもっと大事に使いなさい.
というわけで蛾.
タンポヤガ.06年8月14日.前翅長20mm.ヤガの標準的なサイズである.
どちらかと言えば寒地の蛾らしいが,暖かい地方の人々はこの蛾をあまりうらやましがってくれないような気がする.北国はねえ,仕方がないんだよね.
ここ3日間の蛾は関心のない人からみれば「みすぼらしい」の一語で終わりになるだろう.擬態の観点から逆算すれば,北国の風土はみすぼらしいことになりそう.桜と梅がいっぺんに咲くし,9月になればすぐ秋だしねえ.枯れた季節が長いのは確か.
和名の「タンポ」は,人名なのか地名なのかわたしには分からない.
学名はXestia ditrapezium orientalis.属名は「鬚をそったもの」.小種名は「2つの食卓(カウンター?)」.亜種名は「東方の」.
※断虫亭さんからコメント! 「trapezium」は「台形」でした.ありがとうございました.(ああああ)
ついでに英名はTriple-spotted Clay.「三点粘土蛾」.