06年の積み残し(9).スジグロマダラメイガ.

 今日は久しぶりに仕事で半ギレに.どうして役×は上ばかり見て形式的なことを押しつけてくるのだろう.おかげで計画書を作り直しに.こっちは最前線で組織の合意を計りながらどうやればベストを尽くせるのか考えているんだ.数字合わせでは人は動かないし,帳尻合わせでは成果だって出ないに決まっている.
 調査研究が大切なのは分かるけれども,今現在を犠牲に(実験台に)することなんてできない.そういう仕事ではない.


 というわけでメイガ.「フトメイガ」とか「マダラメイガ」とかはほとんど鬼門である.いや,ノメイガも分からないんですけどね.ヤマメイガに至っては目をどうしてもそらしてしまうし.
スジグロマダラメイガ
 06年7月12日.スジグロマダラメイガだと思うのだが…….とにかく,トーシローにはミクロの同定は難しい.わたしだけじゃないと思うんんだけどな.


 図鑑を引用する気力なし.本当はそういうことではダメ.蛾というのは,昨日の記事にも見られるように,文化的コンテクストにおいて現出してくるものなのである.
 せめて学名くらいは…….酔っぱらっていても何とかなるかな.スジグロマダラメイガの学名はCeroprepes nigrolineatella.
 属名は「角+はっきりとした」.判断材料が不足.
 小種名は「黒い+線のある+小さな」.命名者がShibuyaとあるのでおそらく日本人であろう.あまりペダンティックでないので,これはこれで好ましい.