灯火1号.キバラモクメキリガ.オニグモの一種.ク○○タの頭部.

 いよいよ仕事は年度末のラストスパート.帰宅が8時少し前になった.残業手当なんてもちろん付かない.通勤時間が車で5分なのが救いである.


 帰宅するなりアルテンへ出撃.糖蜜はしんどいが,灯火回りはやっておきたい.今シーズンはまだ見ぬ,春のシャクガが待っているような気がする.


 まず奥の駐車場へ.ここは林に直接接していないので,飛ぶ力の弱い蛾は飛来しない.今時期は期待薄なのだが…… イタイタイタ.車から見えた.
キバラモクメキリガ
 キバラモクメキリガ.前翅長は23mm.糖蜜の初物もこいつだったが,灯火の第1号もこれになった.今年はキバラモクメキリガから始まった.
 そんなこんなで,わたしの中では「特別な蛾」に登録.縁があるとはこんなもの.
 学名はXylena formosa.属名は「樹+属する」.小種名は「形の良い」.
キバラモクメキリガ
 鼻っ柱がどうも紫青色だと思っていたが,やっぱり顕著にそうである.


 3mmほどのクモも蛾の近くに発見.
オニグモの一種
 模様を見ると「イシサワ」や「ヤマシロ」を予感させる.でもクモのことなので当てにはならない.それでも「イシサワ」かもしれないと思うと,心が少しだけ躍る.


 路灯の柱に7mmほどのクロカワゲラ.上手く撮れなかったので割愛.7mmというのは小振りだと思う.


 雪解けと共に現れた遺骸.胴体は近くには見あたらなかった.
ク○○タの頭部
 ク○○タの頭部(○は検索除け).
 帰りの車の中で,せっかくだからもっと色々な角度から撮っておけば良かったと反省.明日にもこの頭部が残っていれば,正面や横から撮ってみよう.